入院二日目の記録 エコー細胞診編

三つ目は、エコーと細胞診のお話。

午後から、エコーとセットで、
細胞診があると聞いてました。

右側に腫瘍があり、それをとるための手術を
受けるのですが、
左側にも、小さくて硬い腫瘍があり、
左側も手術でとるのか、決めるために、
一度、別の病院でも、細胞診を受けました。
その時の結果は、左側は良性腫瘍。

入院になれば、左側も再度、細胞診をします、
と言われていましたが、
とにかく、別の病院で一度目に左側で細胞診をした後が、痛くて仕方なかった。
二日くらい、色々痛くて、苦しんだのですよ。

そのトラウマにさいなまれつつ、
エコーを受診していたところ、
どうも、今日は研修医らしきお医者さんが、エコー担当。

周りにこれでもかと言わんばかりの
お医者さん複数名と、
看護師さん複数名。

私のエコーは見せ物か?
何度かエコー受けたけど、
こんなに時間かからなかったよ?
私、実験台で、この研修医さん?から、
細胞診されるの?
痛いんだよ、あれ。
3ミリしかないから、なかなか、
場所を当てるのが難しいんだよ?
大丈夫なん?
あー、5月に入院するんじゃなかった。
28歳で開腹手術したときも、
研修医さん上がりの若い先生に執刀されて、
後遺症?で苦しんだじゃないか。

いや。それは、若いお医者さんでなくても、
開腹手術だったから、どうかはわからない。
でも、このまま、細胞診をやられる恐怖心に
私は我慢し切れず、

すみません、一度、起きていいですか?

と、手を挙げて、頭を上げて、お願いしました。

まわりのオーディエンスが、
そりゃそうだろう、
と言わんばかりに、心配して、
もう、終わりますからね、
ちょっと、休憩してください、
とのこと。
体勢を元に戻したら、少しばかり、
研修医さん?でエコーしたあと、
白衣の先生にバトンタッチし、
速攻でエコーして、
速攻で細胞診が終わりました。

一発で3ミリを仕留めるなんて、
さすがです、白衣の先生。

細胞診が、研修医さん?でなくて、
私は救われました。
そう思ってしまって、
本当に、ごめんなさい。

研修医さんにも、最初がある。
白衣の先生にも、最初があった。
みんな、なんでも、そう。

でもね、まだその時ではないと、
45歳のおばちゃんは、思うのですよ。
もうちょい、エコーをスムーズに
できるようになってから、
その時を迎えてくださいませ。

私の失敗というか、
失敗ではないのだけれど、
想像力豊か過ぎて、
恐怖心で酸欠になってしまった、
小心者のお話でした。

もう、続かないんだから!
と、言いたいけれど、
多分、まだ入院中に、色々やらかしそうです。

ご期待ください。

補足
公開したときからは、ちょっと修正しました。
書き殴ってしまっては、良くないですね。
反省しています、申し訳ありません。

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