新コロナウィルスの今だからこそ『観光」を考えましょう

私は経済経営には疎い二流の社会学者です。
素人考えなのかもしれません。
しかし、とても心配な事があります。
沖縄の観光業です。
2001年、9.11の後、沖縄観光客激減への対応として、ダンピングが始まりました。東京発沖縄ホテルパックが2泊3日レンタカー付きで3万円未満とか。国の方が安値を制限するほどに。その後の沖縄観光は安売り続き。
そんなこともあって、沖縄の賃金は日本最下位が続いています。
私はそれを、「県民を幸せにしない沖縄観光」と名付けました。
しかしその後はインバウンドで多少は儲かるように。
そして今の新型コロナウィルスです。
値下げによって観光客を少しでも呼び戻そうとするところも増えると思います。
しかし、そこでこそ踏ん張ってほしいです。

ノーモア9.11です。

こんなに素晴らしい沖縄。
首里城炎上の後に分かった沖縄への愛情。

安売りはやめましょう。

ごめんなさい。素人の呟きです。

でもね。それは沖縄観光だけではないと思うのです。働く人の賃金が低く抑えられることによって成り立つ観光業って何なのでしょうか。

沖縄県はずっと入域者数の増減で一喜一憂して、ハワイを超えたとか言って喜んでいましたが、それに何の意味があるのでしょうか。
今こそ「観光」を根本から考える時だと思います。
観光に来る方も来られる方も幸せになる観光。今こそ、それを一緒に考えましょう。

ごめんなさい。現場の人にとってはそんな悠長なこと言ってる場合じゃないと思います。でも、現場でないからこそ考えるべき事もあるのかなと思って書きました。

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