連帯保証からは逃げられない……。でもこんな手があります。 1「諦めないでください」

この記事を読んでいるあなたは、きっと困っていると思います。
信用している相手だから判を押したのに、負債を肩代わりさせらた。
家族だから助け合わなくてはと思って判を押したのに、負債を背負わされた。
絶対に大丈夫かだと思ったから判を押したのに、負債を被ることになった。

悔しいと思います。やりきれないと思います。夜も眠れないかもしれません。

なにより絶望感を煽るのが、「この状況から逃れることは絶対にできない」という思いでしょう。そう、連帯保証人として一旦判を押したからには、その責務からは絶対に逃れることはできないと、法律で決まっているのです。

連帯保証人を辞める方法はありません。契約時に主債務者が未成年だった、あなたが騙されて保証人にさせられたなどのケースを除いて。辞めたいというあなたの願いを相手がそれを認めてくれれば可能ですが、そんなことはあり得ませんね。

では、あなたはこのまま泥沼から抜け出せず、ズブズブと沈んでいくだけなのでしょうか。信用していた相手のために。善意で押した判子のために。

まだ方法はあります。

連帯保証人を辞める方法はなく、肩代わりした負債を払わずに済む方法もありませんが、あなたが払ったお金を、本来払うべきだった相手、つまりあなたに連帯保証を頼んできた人に払わせて、あなたに返させることはできます。

私は法律の専門家でもなんでもないただの自営業者ですが、あなたと同じような立場になり、どうにかできないか懸命に考えました。法律の専門家や裁判所に出向き、いろいろ教えていただきながら、なんとか打つ手はないかと探りました。

そしてようやく有効な手を見つけたのです。それを体験談という形で、このnoteで何回かに分けてお話しようと思っています。

お金を払って読んでいただく価値のある体験談と思うので有料記事にしますが、がめつく稼ぐつもりは毛頭ないので、記事を全部読まなくても、とりあえずこれだけ知っておいてください、というキーワードをお伝えします。問題解決に向けて自力で行動を起こそうと考えている方、一刻も早く光を見出したい方は、このキーワードを元にいろいろ調べて、ご自分で動きだすと良いかもしれません。私の連載など待たずに。
そのキーワードとは━━。

民法 第459条 委託を受けた保証人の求償権

お手持ちのスマホで、これを検索してみてください。私もこれを元に、あらゆる行動を起こしてきました。
それでは、いま苦しんでいるあなたが、少しでも楽になれますように。

(続きます)

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