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読書後の感想📖「自分らしく働く パラレルキャリアのつくり方」を読んで

この本に出合う前今後のことを考えていて、副業なんてどうかと思っていた。

そういうことが認められる時代になってきたし、さらに収入が増えればこんなにいいことはない。

そんなことを考えてネットサーフィンをしていると、「パラレルキャリア」という言葉を使う本を見つけた。

その意味は「並行して複数の仕事をこなすこと」である。

つまり副業ではなく、複数の本業をこなすこと。 

これは!? と惹かれ、その言葉を使う本で、少し古いのだが評価が良い本を見つけた。

それが本書である。手に入れて読むことにした。

その内容は、

パラレルキャリアとして‶副業〟ではなく‶複業〟をこなし、本業の方にもいい影響を与えながら仕事して成功した著者が、パラレルキャリアの良さ、始め方、さらに複業を成功に導く方法をわかりやすく説明したもの。

他にもパラレルワーカー22名の実践例としてインタビューを行い、複業を始めたきっかけ、実践内容、パラレルワーカーを目指す読者へのメッセージを記した。

さらに著者と複業研究家との対談も載せ、パラレルキャリアを始めるにあたってあらためて重要な点を述べたもの。

パラレルキャリアのつくり方 三原 菜央


個人的に、あまり深く読書する暇のないくらい忙しいときに読んだが、副業(複業)を目指すきっかけとなった良書。

読む前は「ブロガーでもやって、月10万円でも収入が増えれば……」なんて軽く思っていたが、本書にあったが複業を探す際収入を基準にするのではなく(これを目指すと結果的にバイトを探すことにもなって失敗する)、「WILL(やりたいこと)」「CAN(できること)」を基準に探すべしとあった。

その結果複業で得た知見は本業にもフィードバックでき、「パラレルキャリアからスパイラルキャリアと進化する」とも記してあり、自分の成長と大きな可能性を感じた。

ちなみに著者は、最後に複業の醍醐味は多様な分野での「人との出会い」ともまとめていた。

著者は、教育者としての経験が豊富で、複業で「先生の学校」という教育団体を主宰することもあり文章の説明もわかりやすく、少し硬い面もあったが読みやすかった。

昨年FPの試験に合格し、また仕事もいい感じで進行していて、とても自信がついた今日この頃。

この本を参考に複業を探す触手をのばし、本書にもあったようにまず複業をしたいことを周囲にも発信し、知識を広め、何年先になるか分からないが実現しているスタートとなればと思う。

また、この本で最初に‶副業〟よりも‶複業〟について知ったことは、今後の行動を左右する意味でとても価値があった。


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