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【#ざっくりレビュー】2020 J1・第11節 清水エスパルスvs横浜F・マリノス

akira(@akiras21_)です。
ヤシオリ作戦は何度観ても胸が熱くなります。

今節の先発メンバー

さらにワー坊、高野、そして實藤もついに戦線復帰。みんなおかえり。

めっちゃ剥がすやん、千切っては投げるやん

言ってみるものですね。渡辺皓太の決勝ヘッダーにつながった「相手DFの視界から消える」ポジショニングとか、その得点含め2アシストとなった高野のクロスとかも素晴らしかったんですが、今回はやっぱこれでしょう。

びっくり人間どころじゃないぞ、このインパクト!

大分戦でチラッと見せた片鱗が開始早々遺憾なく発揮され、清水のディフェンスを剥がしに剥がしまくった挙げ句、アッサリと先制ゴールを決めて試合の火蓋を切って落としたのがこのジュニ男ことジュニオール・サントス。

マルティノスとマテウスにマリオ・バロテッリを掛け合わせたような感じのアタッカーですが、そうか前節はまだ蒲田くん→品川くんの状態で、今節いよいよ鎌倉さんになったというわけや。

この鎌倉さんが果たしてどれだけ好きにしたのかは映画をご覧いただくとして、ていうか前説に尺を使いすぎたしそろそろ本題に移りましょう。最終スコアが4-3と、なぜここまで殴り合いになったのかをざっと振り返ってみたいと思います。

乱打戦となった4つの(ざっくりとした)理由

①ハイライン同士噛み合った
②スペース広め同士噛み合った
③マリノスDFの伝統芸が発動した
④「夢と魔法の3トップ」のうち2/3が炸裂した

ざっくりこんな感じでは!
 前半には珍しくポゼッション率が50:50になったりもしたこの試合、そのざっくりとした理由をひとつひとつ見ていきましょう。

①ハイライン同士噛み合った
試合後DAZNで紹介されたプレーエリアは中央が最多。ついでにSofaScore集計によればオフサイドは合計12回でした。清水のカルリーニョスはひたすら裏狙ってましたよね。ついでにマリノスもファン・ソッコの裏を結構狙ってた。そんなもんだ。

②スペース広め同士噛み合った
ボールホルダーがサイドに追いやられたときなんかは複数人による収縮プレスが発動してギュッとしたものの、全体的にはスペースにゆとりのあるポジショニングが散見されました。

③マリノスDFの伝統芸が発動した
これで君も晴れてトリコロール列伝の仲間入りだ。横浜へようこそ、チアゴ・マルチンス。しかしあのゴールは仕方ない。はい次。

「夢と魔法の3トップ」のうち2/3が炸裂した
残り1/3は仲川のことなんですけどさすがに復帰初戦だし、壊れるほど愛さなくても我々には十分伝わってるので、次節以降へのコンディションを上げてほしいなと思います。まだまだ上がりきってなさそうだったしね。というのは置いといて、前田DIZNがこの日も持ち前のスプリントを遺憾なく発揮。マルコスとの影分身をすっかり得意技にしつつ、ドリブルのリズムで緩急つけて突破→クロスなんていうシーンも見られるようになりました。

…といった具合に、マリノスも清水も比較的のびのびとやれる展開でした。チアゴの食い付きを利用された感とか、ワー坊の素敵すぎるポジショニングなど随所に見どころたくさんな試合でしたが、そのあたりは他の方々のレビューを是非。

おわりに

てなわけで3試合ぶりの勝ち点3!これで9位に浮上し、次節は8位・広島との6ポインターですな。試合終盤に起こった實藤へのアクシデントがどのくらい影響するか気になるところですが、この勝利もきっかけにチームのクオリティ・相互理解が進んでいけばいいなと思います。

消される2つの優位性のうち質的優位についてはどうやら戻ってきつつあるっぽい、というところでアスタ・ラ・ビスタ。昨季の三ツ沢でのホームゲームの再現なるか。

<データ引用元>
https://www.sofascore.com/yokohama-marinos-shimizu-s-pulse/ImbsMmb

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