夏ドラマ(7月期)
見ていた7月期ドラマの感想まとめ。
「ブラックペアン シーズン2」
手術をする医者はやっぱり手先が器用でないとね。
ニノが適役。
「海のはじまり」
いなくなっても”いる”を分かっていく海の物語。
海ちゃん可愛いけどちょっとあざとく見える時もあった。
6話、弥生のメッセージが水季に届いたシーンはできすぎ展開やけどドラマだからこそできるメッセージ性になっていて名場面。
夏は優柔不断というか自分本位に見える役柄で目黒くんちょっと可哀想。
弥生さんのほうに応援というか気になってこれからの彼女の人生を見つめていきたくなった。
最終回で朱音さんが夏にかける言葉は「健康でいてね」より「笑顔でいてね」にしてほしかったな。
「健康でいてね」はちょっと引っかかる。
人はみんな2人から生まれる。だからこそ繋がり、助け合いは必須。
子育てはみんなで!
「西園寺さんは家事をしない」
家事しないわりに汚部屋じゃなかったね。
「偽家族」についてはいまいち伝わってこなかったが、ラブコメとしては楽しかった。松本若菜さん好演。
最終回でルカちゃんが3人(母2人)に見えたシーンにジーンときた。
「新宿野戦病院」
「季節のない街」の病院版のような社会派も内包した見応えある医療ドラマでありユーモア満載の風刺劇。
ヨーコ先生、啖呵がうまいわぁ。
最終回の生中継が最高。
乱痴気騒ぎのエンディング最高か。
浮かれず目の前の命を救う医者に光を当て、現実のコロナ禍をなぞって新しい未来を展望するなんて!
クドカンすごい。
「量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-」
シリーズ第3弾はまた別のリコ。
最終章・・・。であり始まりの。
おじいちゃんが遺した作りかけのバルバトスを完成させたことをきっかけにおじいちゃんの思い出が甦り、家族との繋がりも豊かになってゆく。
「ギブバース」生誕など、マルチバースへ影響を及ぼす見どころ満載。
プラモ作りを呼びかける「一体やるか」は名言。
組み立てた
歴史輝く
塗り重ね
5話:見えてる部分だけじゃないことをプラモと欠けた花火で伝える好演出。
マンガ塗りいいな。
前2作よりプラモデルにフォーカスしていた印象。
家族解散の危機にデンドロビウムを持ってくるとは。
遺産ならぬ遺プラってなんかいいな。
量産型だからこその普遍的な悩み、気付き、肯定に満ちた小向家ギブバース物語。
楽しく見心地がいい全3作シリーズだった。好き!
次は劇場版になるといいな。
「GO HOME~警視庁身元不明人相談室~」
3話の整形は現実味なさすぎて笑った。
小芝風花&大島優子のバディが快活で好印象だったが、毎回の展開がワンパターンに見えてちょっと飽きる。
「マル秘の密子さん」
九条家との対立が長すぎる。
いろんな人の人生をトータルコーディネーターで変化させてゆくストーリーが見たかったな。
「Shrinkシュリンク―精神科医ヨワイ―」
日本も、カウンセリングが当たり前の社会になっているアメリカのようになればいいのに。
症状の奥にある本当の自分に目を向けさせてくれるヨワイ先生。
中村倫也がハマり役。
全3回のミニシリーズながら心に残った。
シリーズ化してほしい。
「終りに見た街 」
辛辣で怖いドラマだった。
武器があるから争うのか、人間がいるから争いが消えないのか。