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2023年 創作BL小説まとめ

はじめに

毎年、年末に書いている創作活動のまとめ記事。
2023年です。

今年、一年を漢字にすると。、です(告白)
去年の年末、自身の文章を見つめ直すことを目標にしたので、大変なのは予想していたのですが。
まさかここまで(つらい)とはな…。
迷走に迷走を重ねて、かすかな希望が見えてきたのは、秋くらいでしたね。
つらかった……。

前置きは以上で1年振り返りです。

月ごとの活動内容

1月
・例年通り同じく角川ルビー文庫さんの公募原稿から執筆スタート。
1月〜3月については、この辺りの記事にも書いています。

今年は、獣人・後宮・謎解き(ミステリ)が、キーワードの気がすると思って、そこからお話考えてました。
あと、ヤンデレ(溺愛の分類)。受けにだけ愛が深い病んでる攻め?(単に、私が好きなだけかも)の流れがありそう。
って企画書に自分で書いてた。

当初はナーロッパ的な世界観の後宮モノ(謎解き)で書いていたのですが、話が難解なのとレーベルカラー的に外れて来たので、1月中頃に、後宮の執筆を一旦止めて、獣人のお話に切り替えました。
そこからはサクサク書けた(猫ちゃん好き&簡単なストーリー)
猫を猫猫しく書くのが楽しかったです。

年始に筋トレとダイエットを決意。
禁酒してジムを契約しました。
週3でジム通い。順調に痩せました(1ヶ月目)

2月
ひたすら原稿していました。
メインは魔法使いの猫ちゃんのお話。息抜きに近未来SF×BL。去年全年齢で書いたモノのR18版。
今年の目標、文章力UPにつながった……かどうかはわからないんですが、ちょっとだけコツは掴めた気がしました。
あとは大き目のシステム設計と開発抱えてて、仕事がつらかった。
体重は順調に落ちて、-5キロ(2ヶ月目)

3月
ルビーさん原稿推敲->完成->送付。
システムリリース->
色々開放感がすごかった。
毎年3月の開放感がすごい。
桜咲く頃に抜け殻になってしまう。ここから、いつも気づいたら夏。
体重は-五キロをキープしてたんですが、ここから落ちなくなった(停滞期)

ルビーさんに送ったのはこちらです。

トードア国の王都に住むノアは「獣性」を持って生まれた猫獣人。王都では長い間、獣人が迫害されていた。
そんなノアは十八になっても獣性の発情期があるせいで、まともに職を得られないでいた。ノアは王都で獣性を隠して生きるため魔法使いになろうと決意する。
森に住む常闇の魔法使いに会うため猫の姿で森をさ迷っていると、ノアはレイムという美しい黒髪の魔法使いに出会った。レイムは獣人のノアを拒絶せずに、家まで連れ帰ってくれたのだが……。

あらすじ

読みどころは、魔法使いに(めちゃくちゃ)溺愛されているのに、その溺愛が猫ちゃんに、ちっとも伝わってなくて、じれじれするところです。

4月
キャラ文庫さんの中間発表があって(落ちて)
あー、この先どうするかなぁ〜と悩み始める。

今読むと全然ダメで、本当にダメなんだけど。
文章で苦しんでいるあとが、すごくあって、これを書いたから猫ちゃんの話を上手に書けたので、無駄じゃなかった、はず!(多分)

この頃、もう文章の正しさが何も分からん! ってなって読んでいた本はこちらです。

高校のとき先生に読め言われたし、大学でも読め言われた記憶がある……。
AもBもCも読めるけど。じゃあ、どれが一番、世間一般的に伝わる(誤読ない、頭が疲れない)いい文章なんだよ!
って、悩む人が読む本?
昔、読んだはずなのに、何も覚えてなかったです(駄目)

この辺りから、さらに迷走してました。一般小説とか漫画原作とかシナリオとか。
まとめは割愛しますが、今年は原稿、たくさん送った……。
別名義もあるので全部は載せていないですが、詳しくはこちらで。

月末にショコラさんの原稿改稿->応募
準備間に合わずで、今年は過去作の改稿になってしまいました(悔しい)

宇津木侑斗(ウヅキユウト)は自分の外見に不釣り合いな『天龍寺豪鬼(テンリュウジゴウキ)』という厳ついペンネームの覆面パズル作家として活動していた。
昼間は保育園でうさぎ先生として仕事をしているが、苦手な同僚のくま先生こと熊沢秋生(保育園の給食の先生)が自分のファンで手紙まで送っていることを知ってしまい……。

あらすじ

私の書いている話の中で、一番ストレスがなく、BL初心者向きのお話だと思います。ハッピーエンド!

5月
秋庭の原稿期間。
『明日好きになる人』の番外編を書きました。

それに合わせて、本編を全面改稿しました。

春から体調悪かったんですが、この頃から、さらに体調が悪くて、ダイエットは一時中断してました。
病院通い……。しんどい。
で、手術することになり。
日帰りで終わるし全然なんともなかったんですが、メンタルボロボロでした。
とりあえず病気で死ぬまでに、芸能界BLシリーズを納得のいく形で世に出したい。というか出さないと死ねないとか思ってて(病み過ぎ)
新作書くの止めて、KDPの原稿に着手。
秋まで毎日毎日ひたすら改稿してました。50万字くらいあったと思います。

6月

・D+さんの原稿をしました。
ここで、やっと新作に着手!!!!(5月の超絶病み病み期から、やや浮上)

アラビアン・オメガバースです。
古の腐女子なので、アラブパロが魂に刻まれてる。
でも古のアラブなBLは日本人が石油王的なスパダリに見染められて〜が主流だった気がする(現代BLの地続きにあるファンタジー?)

砂漠にあるアバラダ国の第二王子サフィールは王家でただ一人のΩだった。Ω性受け入れられないサフィールは発情期がこないよう薬を飲みαのふりをしている。ある日、父王の願いを断れずハーレムの宴に参加すると男なのに女のふりをして踊るΩの踊り子と出会って……

あらすじ

結果は12月に発表で、いつもと同じで三次選考でした。
よし次だ! って思いながら雑誌を読んでたら、小説ディアプラスが休刊と知り、自分の成績が頭から吹き飛んでしまった。
時代の流れ……なのかなぁ。

7月
記憶がない……。
ずっとKDPの改稿してた。

8月
本当に
記憶がない……。
ずっとKDPの改稿してた。

9月
やっとKDPの改稿が終わって抜け殻。
出版に向けて表紙をイラストレーター様に依頼したり、事務作業、事務作業の日々。
あー、これで心残りないし、いつ逝ってもいい(と、思えなかったなぁ)
色々不安な夏を過ごしていたけど秋には元気になってました。
健康な体で、もっとたくさん書きたいので、ジム通いを本格的に再開しました。

出した本はこちらです。

10月
月初にルビー文庫さんの公募の発表がありました。
3度目も同じC評価でした。
去年より上手に書けたし、今年最高のお話が書けたので、悔いは、な……。いや、悔いはある。
ので、来年も出します。来年はもっと面白い話が書けるはず。

魔法使いと猫ちゃんのお話は、ムーンライトノベルズさんで、初めて年間ランキング入れていただけたので、成長しているんじゃないかなぁ……。
本当に、今年は体調悪いし、色々上手くいかなくて苦しい年だったけど、読者の皆さんに支えられてるなぁ、としみじみ感じていました。
ありがとうございます。
たくさん読んでいただけて、本当にうれしかったです。今年一番の幸せな出来事でした。

今年2冊目のKDPをこの頃に出しました。
自作の中で、一番シリアスで重苦しいテーマのお話ですが、心が健康な時に是非!

そしてショコラさんも同様に、C評価でした。
来年は新作で挑みたい!

11月
この頃、読者層について考える機会があって、kindleで出していた本を他社(ブリック出版様)で合本にして出し直ししました。
記事はこちらです。

結果ですが、体感、
kindleより売れました。予想は当たってた……のかも?
ファンタジーで人気ネタなのもあると思うのですが、来年、芸能界シリーズの方でも引き続き結果を見てみたいと思います。
ただXさんで販促行為のURLツイートが、ほぼ出来なくなってしまったので、宣伝場所が今後の課題です。

12月
来年のルビーさんの公募に向けてプロットと調べ物を始めました。
あとキャラさんの公募原稿!(着手が遅かった……ぎりぎり)

映画、ゲ謎のせい?か、京極さんのせいなのか、もう何書いても、今ホラーと因習村ミステリーになってしまう今日この頃。
ナーロッパ舞台に書いても、なんか……仄暗い因習村感がある。大丈夫なんだろうか(不安要素1)
あと天官賜福の沼に落ちてしまい、来年、原稿予定通り進むのだろうか(不安要素2)

はたして……!

〆です。

来年の目標

・今年冒頭だけ書いて寝かせている、シリーズの続編?スピンオフを書き始める。
・継続して読みやすい文章になるように試行錯誤を続ける(出張編集部でエクレアさんに教えて頂いたことを実践する)
・厚みのある世界観の構築について考える(シャレードさん公募の寸評の課題)
・今年頂いた機会を次につなげる。

です!

1月は例年通りルビーさんの公募作を書くところからスタートです。
書くのが今から楽しみです。プロット完成した!

それでは皆さん良いお年を。


おわり

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