朝の通勤

朝、
何度か携帯のアラームを止めて起きる。前日の夜の寝た時間よって目覚めの良さが全然違うことを毎日実感する。
歯を磨いて、顔を洗って、着替えをして玄関をあける。音楽を聴きながら会社へ向かう。
だいたいほぼ毎日同じ時間に出社しているが、同じ顔ぶれを見た試しがない。というか朝から人の顔を見ていないのか。
地下鉄の入り口では少し風が吹いて涼しくて感じる。夏にはありがたいご褒美だ。
ホームに着き、たくさんの人が列をなして電車を待っている。電車に乗り込むとぎゅうぎゅうな車内で二駅目の目的地をじっと待つ。ほとんどの人がケータイを見ている。つり革を持ちながら眠そうにしている人もいる。
駅に着き、地上へ出て歩いて会社へ向かう。
多くの人が行き交う。
会社へ着くと元気のいい、おはよう、という声。
自分の席に座りパソコンを起動。

こんな毎日がコロナで変わっていく。これから生まれる子供たちには考えられない朝の通勤だ。