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ラッカー盤が届いた


Samba Man / Fairgroundのラッカー盤が手元に届きました。

ラッカー盤ってなんなの? と思われる方も多いと思うので、簡単にご説明します。

レコードを作るときは、音を刻み込んだ金属板(=スタンパー)というものを作ります。これは版画でいう版木にあたるもので、そこに原料である塩化ビニルを押し当てる(=プレス)ことで、レコードが出来上がります。

製造段階に進む前に、最終チェック用に作られるのがラッカー盤です。アルミ板にラッカーを吹き付けた専用の円盤に、本番どおり溝を刻みこんで(=カッティング)、それをぼく(=水本アキラ、53歳)が聴き、意図通りに出来上がっているか、チェックするのです。

中身がアルミ板なので普通のレコードの何倍も重量感があり、またラッカーの独特な匂いも相俟って、これを手にすると、いよいよレコードが出来上がるなあ、と「コーフンしてきたな」(=サンド伊達ちゃん)と、気持ちが昂ぶってきます。

発売は3月下旬。ディスクユニオンをはじめ、いろんなレコード店で予約を受け付けているので、ぜひ買ってください!


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