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知らずにやっていませんか!?海外で効率的に仕事をする上でやってはいけないこと5選

海外に来て戸惑うことの1つが業務範囲の拡大です。

考えれば当然なのですが、少ない日本人で現地スタッフと協力しながら事業を作っていくわけです。任せる領域もあるとは思いますが、原則的には現在行っている全ての業務について把握していないと何かトラブルがおきたときに対応が遅れてしまうわけです。

ちなみに今の自分の状況でいうと、整体サロンの経営に加えて、自分が運営しているJ-Plus+という団体、在タイ日本人のイベントJ-NighTの開催、SEKAIEというWebサービスの立ち上げなど関わる事業が増えています。

また一言で経営といっても、ベースとなるサロンの運営以外に営業、マーケティング、人事(採用・教育)、総務、財務、経理、法務などがあります。日本だとそれぞれの領域で組織がありますが、海外だとそうもいきません。これらについて把握をしていかないといけないわけです。

こういうことをしながら、自分のやりたいこともやって、さらに今年力を入れているTwitterやnoteでの発信活動もやって、さらに友達とも飲みにいくし、家族との時間も大切にしたい・・・となると、当然時間が足りなくなるわけです。

事実、自分は2015年の8月にタイに来てから半年間1日も休みは取らず、朝は7:00に家を出て、夜は21:00に帰って来てそこから仕事。寝るのは1:00くらいという毎日。出かける気力もなく店と家の往復だけしてました。(タイにきて1年くらい友達が1人もいなかったのもあります笑)


でも・・・それって良くない!!!

本当に・・・良くない!!!


これは倒れるのも時間の問題だなーと思っていたときに、その当時内部部門(人事、総務、経理)を担当していたスタッフが退職することになりました。

これは、、いよいよまずい!!ということで仕事の仕方を変えないと回らない状況でした。

苦労した甲斐あって今では、朝7:00〜9:00は語学の勉強、9:00〜10:00は発信活動、10:00〜の営業時間中はスタッフとの面談やら店舗回ったり、打ち合わせしたりして動き、15:00くらいに自分のタスクを1時間くらいで終わらしてまた店舗を回る。そして家に帰るなり、友達と飲みにいくなりしています。

働いていることは働いていますが、業務に追われたりすることはありません。

勉強やアウトプットの時間もとり、家族や友達との時間もとり、スタッフと話したり、打ち合わせの時間も取れています。このバランスが取れるようになってからは仕事もより楽しくなり、会社のパフォーマンスも上がりました。

今回のnoteでは自分がやってしまっていたことを含め、やってはいけない仕事の仕方を箇条書きでまとめていきます。


※このnoteはタイに赴任したばかりの自分にあてたメッセージのようなものです。海外に赴任するときに知っておけばよかった、ということをまとめものです。言葉が話せなくても大丈夫。誰にも当てはまるというわけではありませんが、参考にしていただけると幸いです。

このnoteに関する質問や感想は Twitter にいただけると嬉しいです。確認後翌日までにリプさせていただきます。


【海外で効率的に 仕事をする上でやってはいけないこと】


1、イレギュラーな業務をイレギュラーなままにしてしまう。

海外での仕事にイレギュラーはつきもの。イレギュラーな仕事があったときにその場でどのように対応したかをメモにまとめて記録しておきましょう。ほぼ間違いなく数ヶ月後に同じトラブルが発生します!

2、打ち合わせ、面談、会議で議事録を残していない。

海外で仕事をしていると責任者の立場になることが多いので、打ち合わせや面談が多くなります。そのときに毎回「前回なんの話でしたっけ?」となるのは本当に時間の無駄。議事録を残しておけばどのタスクが残っているかわかります。

3、タスク管理が雑。

タスク管理が雑になっていると仕事がむちゃくちゃ遅くなります。よく重要度、緊急度で分けたりする方法をみますが、海外だともう少し細かく分ける必要があります。自分タスクと依頼タスクです。誰にどの仕事を依頼しているのかというところまで管理しておくことは大切です。依頼しっぱなしはやめましょう。余談ですが、自分は自分のビザや90日レポートの日付も管理していてもしスタッフが忘れていたらこちらからアラームします。

4、月ごとの行事が把握できていない。

社員旅行、クリスマスパーティのような社内行事から、年に2回のエアコン掃除、年に1度のライセンス更新、監査に伴う株主総会の開催や新聞告知など会社を経営する上ではさまざまな行事が起こります。ただこれってほとんど毎年繰り返されるものです。年間の予定表などにまとめておけば「来月エアコン掃除だから今から見積りとって業者に依頼しておこう」ということができます。その月にあるタスクをその月にやるから忙しくなるわけです。

5、書類の整理ができていない。

仕事を早くする秘訣は「探す時間を減らす」ことです。ある調査ではビジネスマンが書類を探す時間を合計すると年間150時間にもなるという衝撃的なデータがありました。自分は店舗を回ったりして外にいることが多いので携帯1台あれば仕事ができるようにしておく必要があります。そのため見積書、契約書は全てPDFにしてDropboxに入れています。ファイルを整理しているので書類を探す時間が省けます。PCのデスクトップがファイルで溢れている人は要注意です!


思ったよりも数があったので、仕事の仕方については何回かに分けて書きたいと思います。

今回あげた「海外で効率的に仕事をする上でやってはいけないこと」は次の5つ。

1、イレギュラーな業務をイレギュラーなままにしてしまう。

2、打ち合わせ、面談、会議で議事録を残していない。

3、タスク管理が雑。

4、月ごとの行事が把握できていない。

5、書類の整理ができていない。

仕事の仕方を見直すだけで驚くほど効率化できます!!

そのためにはまず自分なりにルールを決めて仕事に取り組むことが大切です。

ちなみに今回挙げたものは海外という日本のやり方が通用しない場所でかつマルチタスクを抱えるということが前提となっています。

状況や立場が変われば仕事の仕方もそれにあったものになっていくとは思います。




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