#088_受け入れられるサービスとは
登録者数や利用者数がどんどん増えているすごくいいサービスが世の中にはたくさんあります。
僕自身も、そういうサービスを作りたいと思って挑戦して失敗したことは一度や二度ではありません。
今回はサービスが社会に受け入れられている理由について考えてみました。
結論から言うと、圧倒的に「優しい」ということだと思います。
01. 利用者目線であること
まずは、そのサービスを利用している人にとって、優しいということが大前提になると思います。
例えば、Webサービス1つとっても、スマホ前提になっているかどうかで使いやすさが全く変わります。
Menuボタンの位置、スクロールしたときの読みやすさ、登録のしやすさなどなどあげだしたらきりがないのですが、そういう1つ1つの細かいところが整っていると、たとえアプリでなくてもすごくよく考えられているなーと感動してしまいます。
Webサービスに限らず、BtoCでも、BtoBでもまずは利用者が使いやすいサービス設計であることが必要だと思います。
02. 拡散者目線であること
利用者目線の1つ上の段階にあるのが拡散者目線であることだと思います。
今では、SNSでシェア・拡散が簡単にできてしまいます。
だからこそ拡散したくなるように設計しているサービスは強いなと思っています。
ただし、無理やりインパクトのあるネタで瞬間的にバズるというようなサービスは厳しいと思っています。
それよりも拡散してくれた方に対して、1人1人お礼のメッセージを送ったり、拡散したことで利用してくれた新しいお客様にしっかり対応したり・・・地味かもしれませんがそういう行動こそ大事だと考えています。
拡散してくださる人はそのサービスのファンであり、それを見てきてくれた人が不満足になれば、せっかく拡散してくれた方の信頼を落とすことになります。
そのように拡散してくれた方の気持ちを考えられているサービスはもっと多くの人が拡散しますし、結果的に広まっていくのかなと考えています。
03. 社会目線であること
最後の項目は社会のことまで考えているサービスです。
これがなされているサービスは本当にすごいと思っています。
考え方でいうと、例えば、自社のサービスや技術が車の価格を10分の1にできるような革新的なものたったとします。
ただし、車の価格が10分の1になると、車の台数が増え、交通渋滞が10倍になってしまうのではないかと考える。交通渋滞が増えるくらい車の台数が増えていれば、公害が増える可能性もある。
だから、車の価格を下げるようなサービスのリリースと同時に渋滞対策や公害対策も行う。
このようなサービスは社会への影響まで考えられていると思い、感動してしまいます。
04. まとめ
いかがでしたでしょうか。
やっぱり広がっているサービスはみんなに優しくて、だからこそ愛されているのだと思います。
またエラそうに書いていますが、僕自身はどうかというと、できていないことばかりで、だからこそいいサービスを勉強して自分もそういう考え方ができるようになりたいと思っています。。
そして、サービスを利用してくれる方はもちろん、それを広げてくれる方、それによって新しく来てくれる方、そしてそのサービスによって影響を受ける社会のことまで考えて事業を展開できるようになれたら最高です!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。