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博多にミュージカルを観に行った話

8月の個人的な一番の楽しみはタイトルにもあるように、博多にミュージカルを観に行くことでした。そこで「レ・ミゼラブル」を観ました。

なぜ一番の楽しみだったのか4つのポイントから書いていきます。その後、なんで行くことにしたのか書きます。

1. 初めての”遠征”

”遠征”は、観劇を目的として、自分の普段の行動範囲外の劇場へ足を運ぶこと、と認識してしています。

例えば、首都圏に在住している人が東京の劇場へ行くことは遠征ではありませんが、この人が梅田芸術劇場(大阪府)や御園座(愛知県)に観劇しに行くことは遠征と捉えています。

私はこれまで行動範囲内である東京の劇場でしかミュージカルを観ていません。(正確には幼い頃に京都劇場で「美女と野獣」に観ました。記憶がないです…)

観劇のために飛行機乗るってワクワクしませんか?

2. 博多座行ってみたかった!

博多座は行ってみたい劇場でした。博多座について聞く噂はどれも肯定的なものでした。

・音響がいい
・舞台と客席の距離が近い
・客席ロビーがデパ地下(物産展)みたいで楽しい
・劇場スタッフの方が幕間に済んだお弁当を回収しに客席を巡回してくれる
・博多駅・福岡空港からのアクセスが良い
・中洲川端駅(地下鉄)の真上にあるので、雨の日でも濡れずに行ける

こんな感じです。行ってみたいと思いませんか?

3. 座席が5列目センター

なんて運がいいんでしょう!!!

I列(iです)という表記なので「9列目か!いいじゃん!」と初めは思いました。後で座席表を確認するとA列からD列はオーケストラピットになっているのでE列が最前列でした。つまり「E, F, G, H, I...!!!5列目!!!」となりました。

しかもセンター(上手でも下手でもなく、真ん中という意味です)でとても観やすい席だと容易に想像できました。

4. 福岡の美味しいものを食べられるから

福岡って美味しいものいっぱいありますよね。

もつ鍋とかとんこつラーメン、明太子、あまおう…

通りもんを買って帰ることも大きな楽しみでした。

5. なんで行ったの?

楽しみな遠征でしたが、正直かなりお金がかかりました。4回東京で観れるくらいかかりました。

それでも今回行くことを決めたのは、もっと観たいという欲を抑えきれなかったからです。

福岡の公演チケットを申し込む前に東京で既に2公演観ていました。これで財布の紐が飛んでいきました。

「レ・ミゼラブル」という作品は思い入れのある作品です。初めての劇団四季以外のミュージカルでした。初めて観たのは2005年4月4日だと思います。そこから2011年まで公演がある度に連れて行ってもらっていました。

2年後の2013年にも公演がありました。しかし、母が好きな俳優さんが出演しないということでチケットを買いませんでした。私は連れて行ってもらう身だったのでもちろん観に行く機会はありませんでした。

自分でチケットを買うようになったのはここ数年のことです。母が敬遠していたミュージカルの公演を自分で買うようになり、新しい作品にも出会いました。そこでこれからも演技を観たいような女優さんに出会いました。2017年12月でした。縁ってあるんですね。

その女優さんが「レ・ミゼラブル」に出演しているので東京公演のチケットを申し込みました。それはもう素晴らしくて、また観たいという思いが吹き出ました。

そして、キャストスケジュール(一つの役を複数の役者さんが演じています)と飛行機の値段とにらめっこして博多座公演のチケットを申し込みました。


客電が落ち、指揮者の腕が上がった瞬間からの3時間はとても幸せな時間でした。

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