おばあちゃんの家から見える空が好きだった。
おばあちゃん、ここでの暮らしはもう慣れましたか?
うちの子供達はおばあちゃんに優しく接していますか?
私も仕事して、帰ってからは家事と子育て。
ゆっくり話を聞いてあげる事も出来ずにごめんね。
寂しくないですか?
たまにおじいちゃんと暮らしていた家が懐かしくなったりしませんか?
私も子供達も、おばあちゃんの家から見る空が大好きでした。
いつも朝日に向かって拝んでるおばあちゃんも大好きでした。
時が経つのは早いね。おじいちゃんが亡くなって4年が経ちました。
そこから、ここへ来るまでずっと一人で頑張ってくれてありがとう。
「まだまだ、迷惑かけないように頑張るよ!」と言ってくれたけど
去年、お姉ちゃんが亡くなって
とうとう、一人では頑張れなくなってしまったね。
受け止めるのに たくさんの時間も掛かった。
だから、おばあちゃんの笑顔が見れる日を、ずっと心待ちにしてました。
まさか、三女の末っ子の私と一緒に暮らすことになるとは
誰も思わなかったよね。30年振りかな?一緒に暮らすの。
忘れていた癖とか、好みとか「あ~そうやった!」と
少しずつ蘇って来ます(*^^)
これから寒い冬がやって来ます。おばあちゃんの想像を上回る雪が
この辺りには降ります。
そうなると、景色は一変、一面の銀世界です。
都会では見る事の無かった雪景色。
おばあちゃんの心のアルバムに加えて下さい。
おばあちゃん、今幸せですか?
もっと長生きしたいと思ってくれてますか?
8月におばあちゃんが入院した時
「退院できるかな?またあなたのご飯食べられるかな?」と泣きながら言ったのを私はずっと忘れません。
住み慣れた、思い出一杯の土地を離れて7か月。
懐かしく思うのは きっと同じです。もう少し体力が回復したら
またみんなで行こうね。もう家は無いけど、
あの空を見に・・・
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