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ウイン22年度一次募集馬について

写真はタイキプレミアム。父はモンジューは最近なにかと話題になっているそうですね。一口馬主の先輩の出資馬でこの日見事に勝利を挙げました。午前中のレースで勝利の後祝勝会と称してずっと飲んでいた気がしますが、もう10年前の出来事です。

22年度ウイン一次募集馬が発表になり、恐らく今週末にはカタログも届くことでしょう。
簡単にではありますが、印象に残った馬をピックアップ。

①アルデュールの21 父ビーチパトロール 募集価格1300万
ぱっと見た感じ、元出資馬のウインテンダネス(18年目黒記念)に似ているなと思いました。5月産まれで現在410㎏なのでちょっと小さい印象を受けますが、ここから大きくなれば面白そうな気がします。

②イクスキューズの21 父ゴールドシップ 募集価格3200万
社長曰くイクスキューズの最高傑作らしいです。
私はウインイクシード(父マンハッタンカフェ)の出資を見送って失敗したかなぁと思いました。募集価格2400万で踏ん切りがつきませんでした。
因みにイクスキューズに関する評価はこんな感じでした。

節穴もいいところです(笑)

④ウインジェルベーラの21 父ゴールドシップ 募集価格2500万
元出資馬の初仔です(パチパチ)
父ゴールドシップに母ウインジェルベーラとか気性ヤバそうとか思いましたが、社長の解説動画を見る限りそこまでヤバそうな雰囲気はありませんでした。
ただ、母親の元出資者として、コスモマーベラスの子供に四頭出資した者として申し送り事項としてお伝えするなら、レースで使ってからが問題であるという点はお伝えしたいと思います。
しかし相対的に考えれば募集価格高いですね。
この相対的というのは母ウインジェルベーラそしてコスモマーベラスの産駒達と比較してという意味です。

しかし客観的に考えれば、父ゴールドシップ(説明不要)母ウインジェルベーラ(17年函館二歳ステークス2着)叔父のウインマーベルは今年の橘ステークス・葵ステークスと短距離で他馬を寄せ付けない完勝。2500万円からとセリに出されれば間違いなくそれ以上の価格になると思います。
そういう考えではお買い得な一頭だと思います。コスパがいいかどうかは別ですが。
あとこれも触れておかねばなりませんね。蛯名正義厩舎予定です。驚きました。

⑧ウインミレーユの21 父マクフィ 募集価格3200万
元出資馬の二番仔
印象としては、兄ウインリージェント(父サトノダイヤモンド)より一回りくらいよさげな感じです。それが募集価格に反映されていると思います(ウインリージェント募集価格1800万)
母や兄同様に梅田智之厩舎予定という事で、あのお方の元大切にしていただけるのではないかと思います。
ウインミレーユは2歳時に坂路で転倒事故を起こしており、それ以降あまりいい成績ではありませんでした。気性の危なさという面ではウインジェルベーラ以上に危険かもしれませんし、兄ウインリージェントも一度入厩が遅くなっています。気性の粗さがあってもいい方向に向かってくれればいいのですが…

⑯ベリーフの21 父サンダースノー 募集価格1800万
ウインダークローズ・ウインアイリーンと二頭の出資馬の弟です。
ベリーフの子供もよく分からないですね。ガチガチのダート狙いだと思います。ダークローズとアイリーンより評価できるかと言われると微妙なところです。ただサンダースノー産駒面白そうですし、価格も狙いやすいと思いますのでダートで中央地方問わず長く楽しみたい方向けだと思います。

⑳ウインシャトレーヌの21 父ルーラーシップ 募集価格2600万
元出資馬の初仔(パチパチ)
社長が解説動画で牡を狙って…とありましたが牡馬なら募集価格4000万以上でしょう。いや本当にいい馬体です。
あとは牝馬で果たしてどこまで走れるかに尽きると思います。
ウインシャトレーヌの元出資者として申し送り事項は、確かに引退レースは重賞でしたが、OP馬になるのが遅すぎた一頭です。そういう意味では期待に応えきれなかったのは事実です。
もし二歳でデビュー出来ていたら、恐らくは三歳OP馬だったでしょう。トライアルでギリ二着の優先出走権でクラシックもあったでしょう。
それが出来なかったため、混合戦での勝ち上がりを余儀なくされ、OP入りが遅れました。
ウインシャトレーヌの21が二歳から万全の状態で走ってくれることを期待しています。

㉒コスモメリーの21 父ハクサンムーン 募集価格1000万
出資馬ウインモナーク(父ビッグアーサー)ウインガレオン(父ゴールドシップ)の妹です。
社長の解説コメント(笑)

https://twitter.com/yoichisausu/status/1552499041467977728

コスモメリーの子供はいい意味で父親全開。なので短距離馬や長距離馬という極端な方がいいでしょう。この仔ははっきり言って安いです。恐らくは小さいからでしょう(馬体重396㎏)
この手のタイプはこのまま小さいままか。そこそこまで成長するかどちらかです。後者狙いでじっくり待っていいコメントが出てから出資…が数年前のウインなら可能でしたが、今はこの仔でさえ抽選になるのではと懸念しています。焦って出資を決めて成長しないと文句言わないでくださいね(笑)

㉔フラニーフライドの21 父マインドユアビスケッツ 募集価格1500万
カタログを見て気になった一頭。ディープインパクト産駒の兄姉があまり走っていませんが、母フラニーフライドはアメリカの短距離G1馬らしいので、突然大活躍もありそうです。この仔こそ南関デビューでも面白かったかも。
一つ下の妹はゴールドドリーム。完全ダート狙いなので先にこの仔に出資もアリですね。あまり損はしなさそうな気がする一頭です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
ちょっと長くなりましたが、個人的に気になる馬をピックアップしました。
全体の印象としては募集価格高いなあと思いますが、来年こう思うはずです。

募集価格の上昇以上にJRA・NARの賞金が上昇している訳ではありません。
このままでは3年後くらいの採算ラインが相当厳しくなることが予想されます。

私は諸般の事情により今年のウインでの出資を見送ることにしました。その理由につきましてはまた後日改めて。

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