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☆祝☆葵ステークスウインマーベル優勝ウインモナーク4着

写真は2018年5月27日京都11レース葵ステークスのウインジェルベーラと松岡正海騎手です。2022年の葵ステークスはジェルベーラの全弟ウインマーベルと松岡正海騎手(ウインモナークに騎乗)のリベンジマッチとなりましたが、見事に弟(ウインマーベル)がリベンジを達成しました。

2022年5月28日中京11レース葵ステークス(G3)に出資馬ウインマーベルとウインモナークが出走し、ウインマーベルが1着ウインモナークが4着となりました。
2頭とも本当によく頑張りました。

まずは勝ったウインマーベルから。

パドックに出てきた時はちょっと前走よりテンションが高いかなという印象でしたが、結果からすると前走より活気が出ていたということだと思います。

返し馬本馬場入場もスムーズでした。

レースですが、スタートも悪くなくすっといい位置に付けられました。
3コーナーの入口で少し嫌がる素振りを見せましたがそこだけで、最後の直線は少し外に持ち出してしっかり伸びて2着に2馬身半の快勝。

斤量57キロも問題ありませんでした。

残り100mでマーベルが勝つと判った途端、急に視界が霞んで来ました。

コロナ禍で大声での声援はご遠慮くださいとなっているので必死に声を出すのを我慢したらもうボロボロと涙が出ました(笑)やはり感情は何らかの形で表れるものなのですね。

マーベルがゴール板を一番に駆け抜けてしばらくは茫然自失。いやぁマーベルが勝っちゃったかというのが正直な本音。マーベルかモナークどちらが勝つかと聞かれたら、正直なところモナークの方がチャンスあるんじゃないかなと思っていたくらいですから。

これでマーベルは秋のG1戦線に進めるでしょうが、モナークは2勝クラスから。ウインマーベルとウインモナークのコンビ出走もしばらくはなさそうですね。

あれこれと考え始めると口取り&表彰式。出資馬の雄姿を少しでも近くで見るためにウィナーズサークルへ

ターフで口取り撮影をしている様子を見ると…地元中京競馬場のターフで口取りしたかったですね。

初めて競馬場で競馬を見たのが2004年サニングデールが勝った高松宮記念。それから18年。幾度も通ってきた中京競馬場で出資馬が重賞勝ち。こんな機会もうないかもなぁと一瞬思いましたが、またマーベルとモナークに頑張ってもらいましょう。

しかし仮に口取りがあったとしてマーベルとモナーク両方に申し込んで片方しか当選していなかったら確実に当選した方を応援していたでしょうから、そういう意味では要らぬ感情を持たなくて済んだだけマシかもしれません。

表彰式では岡田義広社長が馬主。Oさんが生産者の台に立ちました。

社長はパドックで見かけたので今日は来たんだと思っていましたが、よくよく考えれば重賞で一番人気なので当たり前といえば当たり前ですよね。

深山雅史調教師は開業四年目でJRA重賞初制覇。

私自身の出資馬としては重賞2勝目ですが、1勝目は杉山晴紀調教師も重賞初制覇(18年目黒記念ウインテンダネス)でしたのでそういうパターン(?)なのかもしれません。

ウインモナークは最後の最後で差されて4着でした。最後の直線では一旦先頭に立ちましたし、その直後にウインマーベルが差してきたので、ワンツーあるぞ。一瞬夢かなと思いました(笑)

後で見直してみるとラジオ日経の実況も【二番手は11番ウインモナーク 前に並んで行きますが 外から7番ウインマーベル】でした。

ウインモナークは惜しい4着ですが、笑ってしまうのは最後に差して来た6番コムストックロードの鞍上は和田竜二騎手だったということ。そうウインマーベルの前走は和田騎手でした。面白いのはコムストックロードの進路。パトロールビデオを見ると分かるのですが、ウインマーベルの真後ろを走っています。そして最後まで伸びきって2着を確保。和田騎手はウインマーベルが抜けても2着なら確保できると分かっていたかのような騎乗です。

ウインモナークも重賞初挑戦で先行勢全滅のペースの中4着に粘り切り、レーティングでは2番目に高い数値でした。着順以上に価値のある内容だったと思います。

さて二頭の今後ですが、ウインマーベルはキーンランドカップを目標にCVFへ放牧に。秋はスプリンターズステークスを目指すことになるでしょう。G1出走馬決定賞金も8千万円以上あるのでまず出走可能だと思っています。葵ステークスだけで決定賞金4000万円プラスですからね。しかも来年の高松宮記念までは有効なので、葵ステークスの存在価値は本当に大きいと思います。

ウインモナークはクリーニング手術を行い6か月の見舞金対象に。モナークは元々脚元に不安があったのでその不安が取り除けるのでいいタイミングだったと思います。年内の復帰ができるかどうかですね。こちらはまだまだこれからの馬。こう言ってはなんですが、条件クラスは比較的スムーズに突破できると思っています。

ウインマーベルとウインモナークがもう一度重賞で一緒に走る日を楽しみに待っています。


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