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スプリンターズステークス出資馬ウインマーベル2着

写真は2021年12月中京二歳ステークス。大体このパターンですが、出資馬が上のクラスに行くほど自前の写真が少なくなります。まだこの頃はカメラを向ける人も多くなかったなあと思います。まだ1年前の事なのですが。

2022年10月2日出資馬ウインマーベルがスプリンターズステークスに出走するという事で中山競馬場に行ってきました。

出資馬のG1出走は19年ジャパンカップのウインテンダネス以来約二年振り。通算三頭目で四回目のG1挑戦です。

顔面蒼白で見ていた15年阪神JF(ウインミレーユ15着)
夢にも思わなかった18年19年ジャパンカップ(ウインテンダネス8着12着)
に比べれば、ウインマーベルのG1出走は結構前から現実的な目標としてある程度想定はしていましたが、三歳のスプリンターズステークス出走は想定よりも早かったです。

中山競馬場に到着したのは13時前。とりあえず記念の馬券を買ってパドックで待機。G1記念グッズがネットで買えるようになったのは便利ですね。売り切れたらどうしようかと考えなくて済むので。

パドックに出てきたウインマーベルを見て、ギリギリの仕上げを施していたのはよく分かりました。あとは天に運を任せるしかない。

中山競馬場にG1のファンファーレが鳴る。18年ジャパンカップウインテンダネスの時はもうここで泣いていました。隣にいたテンダネスの出資者の方も同じく泣いていました。同じファンファーレなんですが、全く感傷的にもならず芝1200mスタート地点を見つめていました。

ウインマーベルのスタートがよくないことは直ぐに分かりました。そして松山騎手がマーベルに前に行くように促していることも。頭によぎったのはマーベルのブリンカー効果は切れてしまったのかという最悪のシナリオ。

最後の直線に入りウインマーベルと松山騎手は一瞬の隙をついてインに切り込む。そこからグングンと伸びてくるウインマーベルと必死に追い続ける松山騎手の姿に声が出ない訳がなかった。

結果はジャンダルムからクビ差の二着。もう少しスタートがよければ。もう少し道中がスムーズなら。もう少し最後の直線が長ければ。何かもう少しあれば勝てたであろうレース。レース後思わず地面に膝がついていました。

競馬場に来ていた従姉妹夫婦と合流『二着はおめでとうと言ってもいいの?』と聞かれたので、私の顔に悔しさしかなかったのだと思います。G1で二着は凄いんですよ。本当なら二着でマーベルよく頑張った松山騎手ありがとう。と。現実は全く違いました。

パトロールビデオを確認。スタートで若干ごたついたのは事実ですが、ヴェントヴォーチェに対して執拗以上に当たりに行っているように感じるのはもしかして前走で負けたのを覚えているからではと感じました。最後の直線もよくあの一頭分あるかないかのスペースをすり抜けたなと思いました。

レース後のレクチャーがあれば、次走はどうするのか等聞けるのですが、レクチャーもないので西船橋駅まで歩いて戻りました。あれくらいの距離歩かないと気持ちが整理できなかったです。

さてスプリンターズステークス後北海道で放牧を経てウインマーベルは来年1月のシルクロードステークスから恐らくは3月の高松宮記念というローテーションになると思います。

明け4歳で斤量も重くなります。決して楽な戦いではないと思いますが、もうG1制覇は十分に射程圏内に入っていますので、まずは無事に高松宮記念の舞台に立てることを願っています。

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