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第1Rウインテンダネスデビュー

2018年第132回目黒記念を制したウインテンダネス。そのウインテンダネスを見続けた元出資者の2015年から約5年間の記録です。

1月末の募集締切から半年。ウインテンダネスデビューの時がやってまいりました。デビュー戦は2015年7月19日(日)中京6レース。当時は東京に住んでいましたが長年通い続ける中京競馬場で一口馬主現地観戦デビューとなりました。

第一戦2015年7月19日(日)
中京6レースメイクデビュー中京@現地観戦
松山弘平騎手

7月の中京開催は暑いので出来ればこの時期に中京競馬場は行きたくないなぁとは思いますが、出資馬が出るなら話は別です。
初年度の出資馬が6月にウインプリマが函館でデビュー。テンダネスデビュー前日に中京でウインヴォルケーノがデビュー。ウインテンダネスが出資馬三頭目のデビューとなりました。

朝の新幹線で東京から名古屋へ。実家に帰るのに新幹線に乗ることは珍しくないですが、出資馬のレースを見るためだけに新幹線に乗るとは...これは今後も出資関係費用よりも移動費の方が高くなるんじゃないかと思った瞬間でした(実際その通りでした)。

名古屋からは慣れ親しんだ行程で中京競馬場へ。パドックで写真を撮るために最前列で待機。パドックの電光掲示板に次のレースの情報が映っている。ウインテンダネスは466kg。

次のレースに出走する馬が出てきます。テンダネスの第一印象は『細いなぁ』。体格はそれなりにあるのですが、とにかく幅が薄くお世辞にもいい見栄えには映りませんでした。

恐らくパドックを見て馬券を買おうと思った人は殆どいなかったと思います。締切時点の単勝オッズ123.5倍の最低人気が物語っています。
クラブの近況の通りまだまだこれからの馬だということでしょう。今日は無事にデビュー戦を終えてくれればという想いでした。

12:20慣れ親しんだファンファーレが鳴り、中京6レースメイクデビュー中京の発走です。
最内枠のテンダネスは一周目のメインスタンド前の直線ではよく分かりませんでしたが、向こう正面に入り遠いですが見えるようになりました。
一生懸命走っている様子を見て思わず『ちゃんと走るんだなぁ』と呟いてしまいました※①

ちょっと感慨に耽っているうちに最後の直線へ。ほんの一瞬ギアが入りかけるも最後までじりじりと伸びるだけで結果は勝ち馬から1.7秒離れた9着でした。

このレースを勝ったのは2017年の東京新聞杯を勝ったブラックスピネル。当時は勝ち馬を見てああいう馬がオープンクラスとかでバリバリ活躍する馬なんだろうなぁと遠い目で見ていました※②。他にも5着にはUAEダービー3着のユウチェンジ。8着のロードランウェイは神戸新聞杯にも出走しています。

レース後、ウインにはレクチャーと言って騎手や調教師にレースの感想を聞きクラブのスタッフさんが出資者に伝える時間が設けられていますので、集合場所に向かいました※③。

レクチャーに行くとはっきりと分かることがあります。募集段階から人気のある馬はレクチャーに集まる人が多く、売れ行きの芳しくない馬にはレクチャー参加者は殆どいません。もちろん(?)テンダネスは後者でレクチャーは殆どワンツーマン状態でした。

レクチャーも終わり初めての現地観戦はあっという間に終わってしまいましたが、馬券を買う競馬とは違う何か不思議な時間でした。次にテンダネスに会うのはいつかなと考えながら競馬場を後にしました。~続~

Next...第2Rウインテンダネス初勝利...そして

【ひとりごと】

※①当時のウインは入厩までは月一回の近況報告と写真の更新のみ。今のようにトレーニングしている様子をYouTubeで見れる訳でもなく実際に走っている姿を見るまで全く実感がありませんでした。

※②ブラックスピネルとは運命の(?)再会が待っていますが、またこの後のお話です。

※③内容としてはクラブのHPに記載されている競馬場速報とあまり変わりはないのですが、たまにとんでもない事も起こります。
テンダネスも何回かとんでもないことになっていますが、現役の会員でもあるのでここでは差し控えさせていただきたいと思います。レクチャーは他の会員さんと交流する機会にもなりますし、とても楽しいと思いますのでウインの会員さんはレース負けた後でも是非参加してみては如何でしょうか。現在(2022年1月時点)は新型コロナウイルス感染症対策のためレクチャーは中止となっています。


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