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Okaya Payって何?
先日、長野県の諏訪湖畔にある岡谷市という街に行ってきた。岡谷駅に降り立ち、昼ご飯を済ませたのち、イルフ童画館へ向かう。
その道中、童画館通りの店舗に気になるステッカーが貼ってあった。
Okaya Pay…?
近年、キャッシュレス決済でPayPay、LINEPay、メルペイなど「○○Pay」という名前の類のものは増えてきてはいるがOkaya Pay…?地域限定?
調べてみると、2020年4月に始まった、本当に殆ど岡谷市内の店舗でしか使えないキャッシュレス決済サービスみたいだ。
自治体が独自で開発したものではなく、凸版印刷が昨年提供を開始した「地域Pay」という決済プラットフォームを採用しているそう。
電子マネーとして利用できるだけではなく、ポイントカードとしても利用できるというのが強みのようだ。また、マイナポイントにも対応しているという徹底ぶり。
(引用元:Okaya Pay 公式HP)
画像のとおり、カードデザインは岡谷市出身の童画家、武井武雄さんの青の魔法というイラストが使われている。とことん地域に根付いた形となっている。
対象店舗は2020年10月1日の時点で72店舗。地域に根付いてるだけあって全国でチェーン展開されているお店よりは個人商店が多い印象。個人的に痛いと思う点は岡谷市の大型商業施設のララオカヤ・イルフプラザ・レイクウォーク岡谷に入ったテナント店舗での導入が少ない点だ。(ララオカヤは見た感じお店自体少なかったが…)
実際レイクウォーク岡谷に行くと若者から年配の方まで多くの人が買い物客として来ていたが、Okaya Pay対象店舗はレイクウォーク岡谷内に1店舗のみ。これからの対象店舗拡大が望まれる。
ホームページもあるのでリンクを貼っておく。
貰ってきたOkaya Payのパンフレットには「キャッシュレスからはじめるまちづくり」というコンセプトが書かれている。
こういう側面からのまちづくりは初めて見た。Okaya Payが全国の地方都市の先駆けとなるのか、人知れず消えていくのか、これから注目していきたい。
ちなみに、イルフ童画館は臨時休業で入れなかった。悔しい。
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