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Live2D挫折したのでVRoid使ったら"瞬"でできた話

ほぼタイトルの通りです。人によりけりだと思います。

※解説記事要素はあまりないです。

1.はじめに

Vtuberを見るのが好きなので、自分でもLive2Dを作ってみることにします。

本当は機械の身体になりたいのですが、21世紀が怠慢で未だにサイボーグが発明されてないので仮想で我慢します。

きっかけはマシーナリーとも子105話・106話。実際わかりやすい。自分でもできそうな気がしてくる。徳が高い。Webカメラもやっと手に入ったしね。(一時期定価の10倍くらいに高騰してて笑った)

なるほど、まずはキャラの立ち絵を描けばいいんですね。

そしてレイヤー分けですねわかります。

普段ウゴツールでしか絵を描かないし(レイヤーなんてない)、実際まぁまぁ絵が下手なんですが、難しいポーズやら表情や動きのある絵ならともかく、正面からの一枚絵でしょ?割と描ける気がするよ(根拠のない自信)。

ハンバ

いつもはこういう絵を描いてる。ハンバー・ガーくんすき

2.やってみる

わからん。全然わからん。レイヤー分け以前に人の描き方がわからん。人?人って何だ?

脳内には理想のイメージが出来上がってるのに、うまく線で表現できない。(ロクにやったことないから残念でもなく当然)

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こういう絵を描いてるとき、脳の活動なんか1ミリもしてないことがバレた

そもそもお絵かき、自由度高すぎ。無限のキャンパス、使いきれないペン、選び放題の色。何でもできすぎて、かえって何もできない。

自由度捨てたい、何曜日に出せばいいですか?

Youtubeで一番好きな動画みて

そもそも真っ白いところに何か生み出すのはとても難しい。進む道に迷った時は自分の人生にきっとヒントがある。今までどうしてた?敷かれたレールの上をなぞってきたよな?

そうだ、お手本があればそれなりに描ける(根拠のない自信その2)

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自撮り写真を参考にハンバーガーちゃん描く実験。何も見ない時よりはそれなりに描けている気がしますね?
(参考元画像はあまりに見苦しいので絶対に見せられないよ)

3.お手本つくろう

というわけでお手本を用意することにします。しかしながら、自分を撮った写真は見返すたびに醜さと羞恥心で永続ダメージを受けるし、そもそも2次元キャラとは特徴が違いすぎます。もっと理想を実現できるものを探しましょう。

最近は3Dアバターをつくれるソフト、かなり充実しています。無料で使えるやつもいっぱいあります。VRアバターの販売は人身売買だなんて一瞬トレンドにもなったくらい、随分身近になってきてますね。Twitterとかいう狭い世界では。

というわけでGoogle先生に聞いたら「VRoid Studio」というソフトが出てきたのでこれを使っていきたいと思います。

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他にも色々出てきたけど上の方にあったし「V」ってついてるしこれでいける筈です。

人との関わりが薄くて顔のパーツがどこについてるかイマイチ把握してない人種にとっては、パラメータをいじくるだけでそれなりに整った顔ができてくれるので嬉しい。

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この調子で脳内イメージを具現化してみることにします。ガンバルゾー

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この髪の毛を束で作れるやつめっちゃ画期的じゃない?

4.これで完成?

もうこれかなり良いのでは?(熱い自画自賛)

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ここまできたらもう納得いくまで作ってみることにします。完全に沼に足を踏み入れてますね。でも止まるんじゃねぇぞ。

やっぱりデフォルトの服じゃちょっと寂しいよね、と思ってた矢先。「BOOTHでテクスチャとか買える」と教えてもらったので探したらめっちゃイメージに近いやつが売ってました。買いです。

現実でネクタイをつけるのは嫌いですが、ネクタイをした女の子は好きです(かわいいので)。

目も買いました。人の目を見て話せなくて目がどうなってるか観察できないので助かる。こちらなんと無料配布でした。神か?

デフォ髪のテカテカ感もちょっと好きじゃないので、これも買ってみます。現実もこうだったらいいのにね。白髪とかね。

靴もデフォルトじゃ寂しいよね。こちらもなんと無料配布。日本のVRアバター市場、どうなってるんでしょうか。

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というわけでよくできました。(自画自賛)

ここまで2日しかかかってないぞ。

5.動かしたい

3Dアバターを自由自在に動かすにはVR機器が必要になるはずです。実はOculus Questは持ってます(アメリカにいた時に買った一番高い買い物)。

「Beat Saber」と「SUPER HOT」を買い、「Half-Life: Alyx」の地下道怖すぎて先に進めず積んでいるアレがついに日の目を見る時が……?

余談:Oculus Quest買って最初の頃「VR Chat」に行ったことはあります。親切な人たちに色々ワールドを案内されて、「はえ~……すっごい……」と思って特に喋らなかったら「大丈夫?ミュートになってない?」と何度も心配されて人の優しさに感動し、以降一度も行ってません。いつかまた行きたい。

と思ってたらこんなツールがリリースされました。Webカメラ一つで動作してVR機器がいらない。嘘でしょ、グッドタイミングじゃん。

シンプルってついてるしこれはいけるな(確信)。

いけました。

まだよくわかってないパラメータもたくさんあるけど、それは残りの人生をかけて解き明かしていきます。

ひとまずはこれで完了ということで。

さっき完成って言ったじゃねぇかよ

6.おわりに

Live2D作りたいなーと思い立ってから2か月、遅々として作業は進まず、VRoid Studioを導入してから3日で一気に動くかせるまでもってくことができました。人生、勢いって大事ですね。

確かに、ギターのFはクソむずい。でもウクレレのFはクソ簡単ということもあります。Live2Dの受肉作業のめんどくささに投げ出してしまった人、VRoid Studioを導入して3次元から世界を見渡せば、新たな地平が開けるかもしれませんよ。

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ギターのF:ハードオフにギターを供給してリベートをもらっている

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ウクレレのF:初心者も5秒で習得可能

やりたいことがあれこれあるのに身体が無いからできないなんて勿体ない。そんな状態からとっとと抜け出す参考になれば幸いです。


で、自分は何をするのかって?

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以上

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