「実践で使えるプロンプト⚪︎選」をもらってもあまり意味ない理由
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最近よく見かける「実践で使えるプロンプト100選」みたいなもの。
皆さんは、もらって使っていますか?
実は、プロンプトはただもらってきてもあまり意味がないんです。
今回はその理由について、私の実体験をもとにお話していきます。
プロンプトを使いこなすには「プロンプトエンジニアリング」が重要
AIを使いこなす上で重要なのは、プロンプトエンジニアリングという技術です。
これは、AIに対して適切な指示や情報を与えることで、自分が求める回答を引き出すための技術です。
いくらたくさんのプロンプトをもらっても、プロンプトエンジニアリングの技術がなければ、宝の持ち腐れになってしまいます。
例えば、ブログ記事のタイトルを生成したい場合を考えてみましょう。
ただ「ブログ記事のタイトルを10個考えて」と指示するだけでは、漠然としたありきたりなタイトルしか生成されません。
「ターゲットは30代女性」「テーマは美容」「SEOに強く」「キャッチーな」といった条件を加えることで、より具体的で効果的なタイトルが生成されるようになります。
このように、プロンプトエンジニアリングによって、AIの出力精度を格段に向上させることができるのです。
プロンプトは「自分ごと」に置き換えてこそ意味がある
もう一つ重要なのは、プロンプトを**「自分ごと」に置き換える**ということです。
他人が作ったプロンプトは、その人の状況や目的に合わせて作られています。
そのまま使っても、自分の状況に合致しない場合は、期待通りの結果を得られない可能性が高いでしょう。
例えば、あなたが飲食店のオーナーで、集客のためのプロンプトを探しているとします。
他人が作った「最新のマーケティングトレンドを踏まえた広告コピーを考えて」というプロンプトをそのまま使っても、あなたの店の特色やターゲット層に合致したコピーは生成されないかもしれません。
「ターゲットは20代男性」「店の特徴は落ち着いた雰囲気」「客単価は5,000円」「競合店は〇〇」といった情報を加えることで、より効果的な広告コピーが生成されるようになります。
このように、プロンプトを自分ごとに置き換えることで、AIを最大限に活用することができるのです。
AIを使いこなす鍵は「質問力」と「実践」
結局のところ、AIを使いこなす鍵は**「質問力」と「実践」**です。
AIにどんな質問をすればいいのか、どんな指示を出せばいいのかを考える力が必要です。
そして、実際にAIを使って試行錯誤を繰り返す中で、より効果的なプロンプトの打ち方やAIの使い方を身につけていくことができます。
「実践で使えるプロンプト集」は、あくまでも参考程度に。
AIを使いこなすには、自分自身で考え、実践することが何よりも重要です。
今回の内容が、少しでもあなたのAI活用に役立てば幸いです。
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