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登壇資料作成が進まない!どうしよう!傾向と対策

ありがたいことに、スクラムフェス界隈で7月から毎月登壇をしている。そんな中、資料作成がなかなか思うように進まないこともあり、そんな時にどんなことを考えていたかをふりかえって記録しておきたい。

※完全にオレオレの話なので、興味持った方だけ読んでください


全ての前提:本当に今作成すべきなのか

これが一番のポイント。そもそも、「余裕を持って終わらせておきたい」とか「2週間前までには完成させて、練習の時間をとっておきたい」とか、「早く終わらせて質を向上するのに時間を使いたい」とか、そんなことを考えているんじゃないだろうか。

無理。

大抵の人は期限に大きく影響されるので、ギリギリにならないと動けない。心の中では「やらなきゃ、やらなきゃ」と考えるが、焦りだけ募る。焦りはより筆の進みを遅くさせ、いつしか現実逃避に走る。

傾向と対策:登壇日から逆算し本当の締め切りを定義しよう。最悪前日に資料が完成すれば良いのだ。現実逃避に走っているなら、それは、まだやらなくても良い状況なのかもしれない。そうであるなら「現実逃避」を「現実逃避」と呼ばずに、もう登壇資料は作成しないと心に決めてしまおう。
もし前倒しで終わらせたいとか質を向上させたいなら、事前レビューの日程を組んで誰かに見てもらうようにしよう。
以下私の場合だが、レビューを組まないなら、直前の土日に資料が9割完成していれば余裕がある。それ以前には3割程度終わった状態で土日を迎えれば、残りの6割は直前の土日にフルパワーを発揮すれば、質はともかく完成できる。質の向上はそこからスタートしても登壇日までにはなんとかなる。(ただし、平日の夜の時間は無くなる)

現実逃避一覧

急に他のアウトプットがやりたくなる!

資料作成をしたくない言い訳を他の自分のためになることですり替えようとする。私の場合、noteを書く。(この記事を書いている今もそうかもしれないが、一応9割終わっているので、一旦良しとしている)
特に、資料作成をしていると思考が刺激されるため、noteに書きたいアイデアがどうしても浮かび上がってくる。そんな時、現実逃避のためにnoteを書き始めるのだ。noteを書いているうちは心の平穏が訪れる。しかし気づくと大量の時間を使っていることに気付かされる。そして資料作成は完全にストップしているのだ。

傾向と対策:アウトプットしたいことが頭に浮かぶのは良いことであると受け入れてあげよう。そして、次に本当の締め切りが近いのか考えよう。本当の締め切りでないなら、資料作成をやめることを決心して、いっそ書き上げてしまおう。本当の締め切りが近いのに書きたくなってしまったアイデアはメモを残して資料作成に戻ろう。

SNSを見る

現代人の最大にして最強の敵がこれ。SNSは最強の現実逃避ツールであるとともに、資料作成中には自己肯定感を下げる最悪のツールだ。
なぜみんな情報発信しているのだろうかと腹立たしくなる一方で自分も発信しているという自己矛盾に苛まれる。そして、SNSで流れてくる優れた資料を見ては、「あぁ、自分が発表するなんて100年早いんだ」とインポスター症候群に陥る。自己肯定感は下がり筆なんぞ全く進まなくなる。
そして、思う「最悪徹夜すりゃいいや」

傾向と対策:まずは、本当の締め切りが近いのか考えよう。本当の締め切りでないなら、資料作成はやめよう。こういう時は締め切りに関わらず、SNS自体見ることをやめた方が良い。アプリロック機能やアプリの利用時間制限を設け、もはや使わないようにしよう。発信が無かったり、likeをつけなかったとて、特にみんななんとも思わない。特にXでは。

ブラウザのタブを行き交う

私の最近の資料作成はGoogle Slidesだ。そのため、タブで開いているのだが、他のタブを開いては何か目に付くと、別のところに飛んでいる。気がつくと資料が何も進んでいないのだ。

傾向と対策:まずは、本当の締め切りが近いのか考えよう。本当の締め切りでないなら、資料作成はやめよう。本当の締め切りなのにタブを行き交っているのであれば、タブを一旦閉じよう。仕事のPCと同じPCを使っている場合で業務に使うタブだからと言って閉じたくなくても、大抵は「閉じてもなんら問題のなく、必要な時にどうせ開くタブ」であることが多い。勇気を持ってXをクリックしよう。

既にできているページをちまちまと直しを始める

地味に効いてくる現実逃避ツールがこれだ。もう既に作成が完了している資料ページをちまちまと直し始める。「あれ、なんか中央じゃないな」「フォントがおかしいな」「アニメーションにしようかな」「色変えようかな」。
この現実逃避は、資料が進んでいるという幻想をもたらすので非常に危険だ。一見進んでいるように見えるが、進捗はゼロだ。聴衆にもたらす価値はなんら向上していない。

傾向と対策:これが行われるときは、本当の締め切りが近い時が多い。本当の締め切りが近いにも関わらず、聴衆の価値に向き合わず、インクリメントを出している。これは対策が難しいとともに、そもそもこの状態に気づきにくい。なんとなく進んでいない感覚があったら、この状態になっていないか確認すべきだ。
そして、この現実逃避に気づいたら、やるべき対策は時間単位の締め切りだ。X時までに#割完成させる、など、具体的かつ厳密に時間単位の締め切りを決めると良い。

眠くなる

なぜか分からないが、登壇資料作成時にやたらと訪れるのがこの現実逃避だ。体が勝手にこのステータスへ持っていくため、非常に厄介だ。おそらく、資料作成を夜の遅い時間まで対応していて、寝不足になり、眠くなっている可能性も否定できない。

傾向と対策:眠気対策は人それぞれだ。
そのため、私だけに当てはまることかもしれない。私の場合、眠くなるのは、大抵疲れが出たり、食事をした後だ。対策としては15分ほどの睡眠を取るようにしている。私は10年以上前からこの15分睡眠を取る習慣があるので、15分で起きれないことがほとんど無い。
参考までに、15分睡眠に慣れていない方向けの情報。15分睡眠でおすすめなのは快適な場所で寝ないということだ。机に突っ伏す、あまり快適でない椅子にもたれるなど。個人的なおすすめはトイレで寝ること。不快なため、ほぼ起きれる(ただし、混雑しているトイレでは迷惑なのでやめてください)。

結局のところ、「今すべきか」が大事

全ての傾向と対策に書いた通り、今すべきか、本当の締め切りが迫っているのか、が大事だ。前倒しで終わらせたい気持ちは分かる。だけど、気持ちではどうにもならないのが人なのだ。前倒しにしたいなら仕組みで解決し、そうでないなら資料作成は諦めちゃいましょう。

いつも通り勢いで書きました。
駄文乱文ですが、最後までお読みいただきありがとうございました。

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