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スクラムフェス新潟に参加してきた!

どうも、スタートアップでエンジニアリングマネージャーをやっていますおーのAです。
今回はスクラムフェス新潟2023に参加してきました。
安定の楽しさ&美味しさで、費用対効果高すぎ高杉くんでした。
いつもながらに安定の読みにくさを追求していきたいと思います。嘘です、いつも読みにくくてすみません。

Day1

Keynote 新潟の日本酒について -坂上さん-

日本酒の文化を繋いでいくために活動しているお話でした。
「日本酒の必要性を伝える」という言葉は個人的にすごくかっこいいなと思いました。日本酒が良いから伝える、必要だから伝えるという思いが伝わってきました。日本酒が人をつなぐというお話もありました。私自身、日本酒で繋がった人が沢山いるので、ビールなど他のお酒と違う良さを感じます。この流れで書こうと思ったけど、記事一本書けそうなので、箇条書きでメモだけ残しておく。

  • 日本酒の歴史は5000年くらいと言われているらしい

  • 五百万石が生まれたのは、米は天候に左右されやすいので、リスク分散のために食べる米とは別に早く生える米を作った

  • 米は酒の原料で唯一糖分を持たない

  • 日々の疲れを取ることをダレヤメという

  • 久保田は「久しく田んぼを保つ」という願いを込めて名付けられた。田を守るためには山も守らなくてはいけない。日本人で良かったなと感じた

  • 真の国際人は「英語を話す人」ではなく、日本の文化を世界に発信できる人。素敵な考え方!

  • スクラムフェス新潟ではなく酒クラムフェ酒新潟らしい

Networking Party

たらふく美味い飯と美味い酒を飲みました。
生ハムいちごは初めて食べたけど旨いなと思いました。
料理を提供していただいたお店の方(すいません、名前忘れてしまった)の熱い想いがこもった食事で、最高!このために来年も来る!

Day2

Morning Yoga -いわむーさん-

いわむーさん同様に私もyogaを愛してます。yogaはかれこれ24歳の頃から愛しているので、もう15年くらい愛しています。ということで、前日の酒の疲れ(?)も癒すために参加してきました。

  • 8支則というのがあって、順番に進めていくことで精神を整えていくという考え方らしい。一般的なヨガは下から3番目、瞑想は下から7番目と本当はそこまでに辿らなきゃいけない段階があるというのは、全く知らなくて驚きでした。

  • 別のタイミングでヨガの話をしている時に、いくおさんが、「段階を踏まなきゃいけないものの一部が取り出されてプラクティスとしてこれだけ世界に広がっているのすごいですよね」とおっしゃってて、こちらもだいぶ納得感があった

  • ラジオ体操にヨガの要素を取り入れるというヨガを体験

  • みんなに「体柔らかいですね!」と言われた

  • ちなみに、余談ですが、このヨガ、次の週に会社でオンサイトで集まってわいわい仕事したときの二日目の朝にみんなでやった!いわむーさんありがとう!


テストと品質における「全体像(ビッグピクチャー)」への到達 -Daniel Maslynさん-

英語で聞いてみるチャレンジをした。ちょっと理解できない部分もあったりで、日本語で聞けば良かったと後悔。スクフェス大阪で字幕付き再演をするらしいので、もう一回聴きたいなぁ。ちなみに聞くので精一杯でメモ取れてないので、感想はここで終わります。


徹底的に自分たちのプロダクトを検査する『自分たちでデモをしない』スプリントレビュー -Kazuki Mori さん-

実際にびばさんのチームが行なっているスプリントレビューを見せていただきました。

  • びばさんのチームが営業っぽいチームだということを初めて知った

  • チーム名のオキザリスってリスだと思っていた人が続出。ちなみに私は何か考えたこともなかったw

  • 自分達でデモせずに、とりあえずお客さんに触ってという、JoyIncでも書かれていたやり方でレビューを行なっている。なるほどなーと思ったし、社内のメンバーなら、このやり方でやってみたほうが良さそうだなと思った

  • 夜、びばさんにスクラムツアー(という名前だったか怪しいけど)について教えてもらった。ぜひメンバーと見に行きたいなと思った


夢に挑むことは難しい、でも、諦めたくない 〜あなたの背中を押すセッション〜  -amixedcolor さん-

びばさんの裏番組だったので、リアルタイムでは見れなかったのですが、帰りの新幹線で見れたので、感想を書いておく。文字だけでパワフルに伝えてくるセッションはなかなか迫力がありました。私自身は夢とかを切り捨てて生きてきた(というか、子供の頃からそれを強いられた習慣が多分消えない)のだけどえいみさんの話を聞いて、夢とかじゃないけど、漠然とやりたいと思っている「海外に住む経験をしたい」とか、「沖縄に住む経験をしたい」を実現するためにちょっとずつ動いてみようかなと思いました。


人やチームの関係性について学び始めると待ち受けている罠 2023 -Saga of the psychology the evil- -Yamato Naka さん-

大和さんの発表。大和さんの発表は初めて聞いたのだけれど、実はすごく楽しみにしていた。RSGT2023の際に聴きにいきたかったけど、OSTに出たくて聴きにいけなかったので。(もちろんRSGTの内容とは全然違うけど)
すごく勉強になることが多くて、以下、たくさんになりました。

  • 「講師とか登壇している人の人格が素晴らしいと錯覚しやすい」というのは納得感があった。能力・経験などが素晴らしいだけで、人格が素晴らしいわけではない。忘れないようにしよう

  • 元々能力がある人は教えることができなくて、元々能力がない人ができないから学んだ、というのはまさに自分が今その状況だなと思った

  • 共感には二種類あって、情動的共感と認知的共感。それぞれ、情動的共感:共鳴、認知的共感:理解と捉えると分かりやすい。なるほどわかりやすい

  • 共感してほしい→「お前のことは知らん、感情や考えに同調しろ。」ということ。私自身、あまり共感を求められないのだけど、私があんまり共感してほしいって言われないのは感情とか考えに同調できない人と思われているのかも。悲しいw

  • ネガティブフィードバックには、相手の視点を変えるという意味も含む。その人の意見そのままではないから。

  • ポジティブシンキングもネガティブシンキングも視点を変えるという意味で一定のストレスを与える。一生忘れません。

  • 相手を許容しないのは、論理的殺人。

  • 否定しない=相手を肯定するだと思ってたのですが、そういうことではない

  • 自己肯定感の低い人に「大丈夫だよ」と伝えるのは、その人の「できない」という価値観を否定していることになる。なるほどなー

  • 生まれた感情を殺すのではなく、まずは受け入れてから、何を行動するか。子供を怒らなくなるためのポイントかもしれないと思った。「感情をコントロールしているつもりでただ抑圧している人を見かける」というのをAkiさんから言われ、アンガーマネジメントの難しさはそれだなぁと思いました。

  • 上司などから指摘されると、指摘した人の考えが正しいと思い込んでしまう、という話、この直前の雑談で天野さんと話していたので、分かりみでした

  • 子供を怒るときに「なぜ?」と質問するのは、無条件の従属を求めている場合がある、、、うっ。。。質問が「命令」に含まれてでストレスを与えるというのは意識しておきたいなと思った


なぜ「聴く」ということは難しいのか -manami Ozawa さん-

聴くにフォーカスしたまなみんさんの話。最近頻繁に1on1をやっている私としては非常に興味があったので、聴きにいきました。聴くことの難しさは最近感じていて、話したいと思ってもらえるような工夫を知れたセッションになりました。

  • 話し手としては「この人に話してもいいのかなぁ」というのは分かるなぁと思った

  • 「その人がどう思ってどう感じているのかを聴く」、相手からの情報量が多い(よく話す相手から聴いている)時、忘れがちだなぁと思った

  • 場づくりが重要。確かに場づくりした時は話してくれない人に良かったという経験があったので分かりみ

  • 安易な元気づけ意味ない。確かに、言葉だけで言われてもそうだし、言葉だけで伝えてしまった時の相手の反応とかみると、ほんとそれ。と思った

  • 聴いててしんどいと思ったら相手に伝えて表現して良い。というのは新しい気づきだった


慶長三年創業の老舗建材商社でスクラムチームを立ち上げたい! - Nozomi Ito さん-

安土桃山時代の1598年から続く超老舗建材商社で働くぴぴまるさんのお話。初めて登壇するらしいのですが、非常に堂々としてかっこいいなと思った。建設業界にこの活動を広げていきたい、という熱い言葉で締められてさらにカッコよかったです。

  • 建築系の文化はいまだにFAXを使っているような文化

  • BIMという建築系のソフトウェアを扱っているらしい。vimに聞こえてしょうがなかったw

  • このシステム、当初、システム化しますが、「目的はありません」と言われたらしい。目的がないってどういうことw

  • ユーザーストーリーマップを作成したが、狭い範囲のユーザーストーリーマップになっていたらしい。どうやって狭いって気づけたんだろうか、という質問に対しては、最終的なゴール(顧客が求めているもの)に近づけている感じがしなかったから、と回答いただきました

  • ゴールが変化する可能性があるというのをチームが共通認識で持っておくの大事。確かにこの認識を共有するの忘れがちだなと思いました。前のチームで共通認識として持ってなかったせいで疲弊させてしまったことがありました


相互理解を目指す対話主体のコミュニケーションで心の負担を軽減し持続可能な組織変革を - Yusuke Uchida さん - 

前職が共通のえわさん!RSGT以後、何かとコミュニケーションを取る機会が多かったので、お話を聞くのを楽しみにしていました!

  • アジャイルサムライを読んだときに、今疑問に思っていることの全ての答えがある、と感じたらしい。そこまで影響を与えたってのはすごい

  • 「誰もが正しい、ただし部分的には」「相互理解」「NVC」と出会ってえわさん自身が変わっていった。「誰もが正しい、ただし部分的には」というのがいい言葉だなと思った。「どの発言にも意味がある。」というのは私自身、スクラムに出会ってからそう思えるようになったなと感じた

  • ファシリテーター完全教本の基本想定に、「人が状況下で誠実に行動しようとする」って入っているのが、相手を思いやっている感じがいいなと思った

  • 自分のベストに周囲を巻き込もうとしているだけで、相手を負かそうとしているってことだという学び

  • 気がついたらいつの間にかファイティングポーズを取っている、、、気持ちわかるなと思った

  • 「対話に適正とか才能が必要」という悩みを感じてしまうというのわかるなと思った

  • えわさんはマインドフルネスを続けることで「悪い兆候になっている時の体の変化に気づけるようになった」らしい。私自身、かなり悪くなってから気づくことが多いので、マインドフルネスできてないのだろうなと思った

  • 何度か出てきている認識の差の絵、部屋に飾っておきたいくらい分かりやすい絵だなと思った

不確実性に打ち勝つOKR戦略 - Ikuo Odanaka さん -

最近、OKRをチームで実施したいなと思っているので、楽しみにしていた。
ご両親が見に来ていて、素敵なご家族だなと思うのと同時に、母を亡くしている私としてはすごく羨ましいなと思いました。

  • OKRは定量的な指標を転換することを実施しやすい。とのこと、更新する前提でKRを作るのが大事で、それなら簡単に作れそうだなと思った

  • 高速道路の交通渋滞による経済損失額は年間12兆円とからしく、この社会課題を解決することに取り組んでいる。すごい。私はこの時クイズでふざけて12円と答えたのだけど、そうしたら「明治時代かなんかの人かな」とすぐにツッコミが出てくるあたり、すごいなと思った

  • KRの更新の話をNAVITIMEのコンテキストで話すんだけど、この話が非常に分かりやすくで、KRを更新する価値を感じられる内容だった。説明は省きます

  • 「やってみるまで、要求、技術の不確実性が分からない。」というのはなるほどな

  • Objectiveとインセプションデッキの「我々はなぜここにいるのか」との結びついてた話、アジャイルとOKRとの親和性が高いんだなと思うともに、インセプションデッキとかやるべき取り組みが実施されているのは大事なことなんだなと、改めて学んだ

  • 自分達が作ったシステムの結果、その先の目標作れたの嬉しいってイイ話

  • いくおさんの話を聞くたびにOKRに取り組みたいと思う私でした

まとめ

新幹線でことねさんの発表も見てたのだけど、参加ブログ書くのに疲れてしまったので、書けませんでしたが、非常に良い発表です。ぜひ動画公開された際には皆さんに見ていただきたいなと思いました。

スクラムフェス新潟も相変わらず学びがたくさんあって、すごく良かったです。大阪も仙台も三河も札幌も・・・全部参加したい!
そのためにも、私もしっかりコミュニティに貢献しなきゃなと思うと共に、ブログを書いてて大阪の発表に向けてのモチベーションが高まりました!

以上!書くのめっちゃ疲れた!

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