見出し画像

良いアンプだと思ってはいるんですよ。JVM410H

数日間のんびり過ごしました。何もやってないと言うわけではなかったのですが、気分はリフレッシュ出来たんじゃないかな?と思います。
明日からRECです、新しい事を手掛けるのは楽しくて仕方がないです。明日と書きましたが、数時間後です笑
現在ツアー中ですので、主だった機材は既にREC現場に行く様に手配済みです。私は私でRECでなら、と手持ちのエフェクターを数個用意しました。
すいません、数個って見栄張っちゃいました、2個です。RATとパラBOX。RATは試しに使ってみようと思います。
普段一番メインとなる音はJVM410Hの3chオレンジでして、この音をRATで少し調整してみようと。
RATは都度頻繁に使っていますが、エッセンス的に使おうと思ったのは今回初めてでして、機材のことをあまり語らないNUNO BETTENCOURT氏が最近インタビューでRATについて語っていたので、じゃあ私もって笑
アンプのみで作った感じではない、タイト且つレスポンスの良い音で、2X10のコンボアンプのニュアンスもある様なない様な、そんな4x12のマーシャルサウンドをちょっと作れたらいいなーとか。
なので3chオレンジではなく3chグリーンでもいや2chオレンジかな、、、おっとすいません。先程までビールを並々煽ってまして、ついつい思いの丈を思いのまま筆を進めてしまいました。
ただ数回ただの日記が続いてしまったし、手短でならこんな機材話あっても大丈夫でしょう。

20年ほど前にJVM410Hという、マーシャルが当時新製品と打ち出し発売したこのアンプをすぐ手に入れまして、それ以来現在はRECのみですが使っています。
ライブはKEMPERでREC時JVM410Hの音をプロファイルし使っていますので、まあどこに行ってもJVM410Hの音ではあります。
マーシャルが娘の名前のヴィクトリアを製品名に入れて発表したJ(ジム)V(ヴィクトリア)M(マーシャル)410H。
4は多分ch数で10は、、、なんだろう?ひとch3トーンなので足しても12なんですけどね。
それまで出してきたマーシャルの製品とは結構違う音色でして、私らはきっとこれがヴィクトリアの好みなんじゃね?とか言ってたんですが、どのchも癖の強いサチュレーションが独特といえば独特の音のアンプです。
なにせ1のクリーンchでさえ独特にサチっています。ギターアンプなんでそんなの普通なのですが、一応各chはマーシャルの歴代のモデルを参考にしたサウンドデザインです、と謳われているものの全然JVM的癖が強く、2023年現在も方々に常駐しているのは未だJCM2000、900と、残念ながら全く市場覇権を取れておりません。残念。
独特と書きましたが、独特の種類がそうだなぁ〜、香辛料で例えると唐辛子ではなくハバネロ?蕎麦屋にハバネロおいてある感じ?と言いますか。
確かに当時これは新製品ですわ〜って音だったんです。当時多くのマーシャルファンがちょっとこれは?と首を捻る中、私はきっとヴィクトリアがパパー私が私が〜ってサウンドデザインしたんだろうし、それよか4chX3の音のバリエーションですぞ!と喜んだモノです。
とまあハイゲインアンプったってこう言うベクトルのかよ!と癖スゴなJVMも20年も使っていますと、1周回って普通です。と思いたい。
よく考えれば、プリ部で歪ませればこうなるよね?って至って普通。それまでのマーシャルのパワー部で作るサウンドとは乖離してて当たり前です。
ただ、、やっぱり撤回します。2023年現在でもプリ部のサウンドデザインはどのchも割と癖スゴです。
更に20年も使っていながら未だ真価を発揮させてあげられていない、私の不甲斐なさの露呈が非常に申し訳ない気持ちで一杯だしメガMAX。
いつだって機材が悪いわけじゃなく、こちらの認識が機材とアンマッチして事件を起こしているだけ。JVM410Hは何も悪くはないんだ。とかなんとか、数時間後のRECが非常に楽しみです。

今後とも引き続きよろしくお願いします。




読んでいただいてありがとうございます!皆様からの貴重なご意見もお待ちしております。