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とうほく未来創生✖️東北経済産業局で意見交換をしました!

本日、地域政党とうほく未来創生と東北経済産業局さんで中期政策(2022~2024年)について意見交換をしてきました。

とうほく未来創生とは?

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とうほく未来創生は、党派の枠を超え、足元から地域課題の解決策を提言していく政策集団です。宮城県気仙沼市、岩手県一関市、陸前高田市の若手議員と同じ志を持つ民間の仲間たちで構成されています。
・広域での政策提言活動
・情報交換、互いが磨き合う場づくり
・若者会議の実施
などを行なっています。HPぜひご覧ください。


東北経済産業局とは?

「東北地域における経済産業省を代表する機関であり、経済産業施策の総合的な窓口機関です。 これからも、東北地域経済の活性化や持続ある経済成長に向け、関係機関と連携しつつ政策を進めてまいります。」HPより。


意見交換会の目的


経産局は3年ごとに中期政策をつくっており(この作成を続けている局は東北経産局だけだそうです)
その新たな中期政策について、国の政策窓口である局と、地域に最も近い立場の政治家の我々市議会議員で双方の現場感、ビジョンについてディスカッションをしてきました。

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経産局から


かつての経済産業省の窓口局のやくわりは30年にわたって、企業誘致、そのための産業の準備、だったが、これからの時代、地元中小企業支援、スタートアップ支援なども重要になってくる。

主なやりとり


<中小企業支援>
Qestion by 熊谷一平議員
気仙沼では、地元中小企業、起業者向けに、プロフェッショナルに無料相談できる「気仙沼ビズ」の仕組みがある。 地域でも好評のようだ。

Answer by 経産局
国(内閣府)ではよろず支援拠点を整備している。
国からの政策、気仙沼ビズのような地元からの政策どちらも大事で情報共有していきたい。

Qestion by 三井俊介
日本企業の99%は中小企業。その中で6〜7割が後継者不足で悩み、黒字倒産せざるを得ない企業も多い。そこへの施策は?

Answer by 経産局
喫緊の課題であり、中小企業庁が中心となり連携しているところだ。税制を変更したりといった環境整備と
アトツギベンチャーという施策に国、自治体も協力している。東北ではまだだ。

<経産局の役割>
Qestion by 岩渕のりひさ議員
(国の窓口である)局の計画は、県、市にどのようにつながるのか。

Answer by 経産局
県、市に強制するようなものはない。かつ、個別事業では関係していることも多い。国の政策を伝えることもあれば、市、県の足元からの取り組みをサポートさせてもらうこともある。双方に意識を高めると、コミュニケーションがスムーズだ。


Question by 木村聡議員
計画にあるイノベーション、産業化について東北圏でも地域格差がある。東北の人口は仙台に転入し、仙台からは関東圏に人口流出が進む現状も踏まえ、将来的なビジョンは。

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持続可能な企業に33社が認定されているが宮城県に集中している

answer by経産局
人口集中地域でビジネスが生まれやすいのは事実だが、過疎地域でビジネスが生まれる素地も作らなければならない。東北大学、仙台市を中心したグローバルイノベーションの方向、各地域の足元の課題を解決するローカルソーシャルビジネスの方向の2つが重要だと考えている

Question by 畠山恵美子議員
若者、女性の人口流出の中で、地域おこし協力隊への期待は大きい。東北では比較的定着率が高いようだが、卒業後は自治体に就職し、地域の担い手。となっているとは言えない現状もあるのでは。

Answer by 経産局
うまく行っている自治体との情報交換が重要。総務省の管轄だが、仕事の面で経産局としも重要視している。

木村の感想

中期政策を読みましたが、陸前高田にいるとなかなか議論されない項目も多く大変勉強になりました。ただ、東北には陸前高田市のように人口の少ない自治体も多く、「仙台とか盛岡の話だよね」としてはいけないなと感じました。
特に質問への回答にもあったように、経産局としてもグローバルイノベーションとローカルソーシャルビジネスの2つの方向を持っている(迷っている?)ようでしたので「東北の大都市」の論理も学んでみたいと思いました。

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1時間強でしたが、とても和やかな雰囲気でした(´▽`)
こうして、「現場の声を知りたい」と一生懸命な東北経済産業局のみなさんに敬意を払うとともに、市、県を超えて活動する我々としても「東北」の視座で今後も活動を続けてまいります!

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