パートナーシップ制度勉強会実施しました
第2回パートナーシップ制度20人が参加してくれました!
5月16日陸前高田にて、2回目となるパートナーシップ制度勉強会(オンライン)を実施しました。
4月26日に1回目を実施しました。
陸前高田での実施は初です。地元紙にも取り上げていただきました。
今回は2回目になるため、より制度の内容を実際に議論できるような会にしました。
【タイムテーブル】
・加藤真衣さんから制度の概要・自身の経験についてプレゼン
・意識調査① ★
・木村から論点整理★★
・みなさんで話す★★★
・意識調査②
★意識調査①について
今回、陸前高田の方が12人、市外の方(他市の議員が4名参加)が10人参加してくれました。
「あなたは性的少数者ですか?」
という踏み込んだ質問を匿名でアンケートにて実施しました。
すると
市内2名
市外2名
計4名の方が性的少数者であることを回答し、
20人のみなさんがzoomにて「これはどこかの誰かの話ではない」と思ってくださったと思います。
特に市内の2名の方は、当然ぼくもわかりませんが、自分以外にもう一人いらっしゃる。ということを実感できたことはポジティブだったのではと思います。
★★木村から論点整理
当日使用したスライドが以下です。
条例か、要綱か。も手続きの話だけに止まらず、この制度をどの範囲で適用し、どこまでつなげていきたいのか。を考えることにつなげられると思い話してみました。
「早い方がいいから要綱でやったらどうか」
「要綱でやって、しっかり議論もして条例化するのはどうだろう」という話
「高齢者同士が互いを認めているならば、パートナーシップ制度を適用してもいいのではないか」などの話がでました。
★★★みなさんで話す
次のような話がでました。
「最初の加藤さんの話で、カミングアウトする前は嘘を重ねなければなかった、という話は、本当に辛かっただろうなあと思いました。そうした辛い思いをする人を出来るだけ少なくする世の中にしていきたいです。」
「地方は、LGBTに限らず様々な差別がある。差別があるのが当たり前になってしまっている。パートナーシップ制度がそういったことを変えるきっかけになれば」
「様々な人にも適用される・受け入れられる形での実施があるとよい」
「自分は賛成だが、難しい問題だ」
「多くの方の理解をもらって真に意味のある制度にすべき慎重な準備が必要」
などの話が出ました。
最後のアンケート
最後にアンケートにて現状の意識・意向を教えていただきました。
(香川県丸亀市のアンケートを参考にしました)
丸亀市のアンケートはよくできていて、ご本人に聞くのではなく、知り合いにいるか。その方は市内にいるか。という聞き方をしています。
回答数16人中15人が思う・どちらかといえば思う。でした。
勉強会に参加してくださり、そもそも問題意識のある方々で、加藤さんのプレゼンを聞いていただいた後だったので、このような結果になったと思います。
※市内の人だけ見ると
思う:7人
どちらかといえば思う:2人
どちらかといえば思わない:1人
でした。
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