よもやま料理帖 ~春がきたのか!?弁当箱の選び方~
4月から心機一転、弁当づくり!
てな気持ちになったり
子どもが高校生だから
弁当づくりが始まる!って人も
いるかもしれません
俺は20年弱、弁当を作っているけど
経験上、弁当というのは
決まった枠の中に
食べ物を詰める作業なので
どんな弁当箱を使うかで
どんな内容になるか
ほぼ、決まってしまうです
なので弁当箱、重要なんですよ
この記事で
これから弁当生活をしようとしてる人の
参考になってくれれば嬉しいなぁ
って思うのでした
さて、市販の弁当箱のお値段ですが
自分が買っときから比べると
やはり値上がりしてる印象です
2000円出せば相当いいヤツ買えるだろ
なんて思っていたら
2500円から5000円くらいが
妥当な価格になってるようです
それでも、普通に5年は使えるので
弁当のコスパはいいです
あと1番気になるところが
弁当作るのと買うのはどっちが安く済むのか
というところだと思います
800mlの弁当を2つ作った場合
弁当1個あたりのお値段は
標準メニュー
・ご飯 400g
・たまご焼き たまご2個分
・ウインナー 1袋
・きんぴらゴボウ 50g
・ブロッコリー 1房
・トマト 1個
とすると、材料費だけでざっと 400円
メガ盛り唐揚げ弁当 550円
焼肉弁当(豚バラ肉使用) 600円
うな重弁当(中国産半身使用) 680円
※ご飯200gで40円換算
※ご飯400gだとお茶碗大盛り約2杯分
くらいになります
ご飯だけタッパーに詰めて
レトルトカレー福神漬け付きで 280円
(業務スーパー価格)
これはコスパ最強です
なので、社食や売店の弁当などと
値段を比較してみるのがいいかと思います
ただ、弁当の良いところは
好きなものを好きなだけ
詰めることができる
もしくは、食べたくないものを
詰める必要がない
という、最大のメリットがあります
正直なところ、ブロッコリーだレタスだ
ミニトマトだと、つけようがつけまいが
栄養バランスがうんぬんとは思っていません
大事なのは
食べる人の好みと
作る人の残された時のショックを
いかにバランス良くするかです
うちの場合は
弁当箱を唐揚げと白米で埋め尽くし
パックの野菜ジュース持たせれば
それだけで大喜び、完食です
さて、弁当箱に話を戻して
我が家で今使っているのは
スケーターというメーカーの
ステンレス素材の丸型で
保冷保温機能がある
1000mlと480mlの大小2つです
この弁当箱はまる3年になります
これについては後ほど説明します
弁当箱、選び方
その① 容量
まずは、どのくらい食べるのか
これが1番大事で
買ってから後悔する人が多い印象です
弁当箱が小さ過ぎて
ご飯を入れるスペースがないんだよね
とか言って、コンビニで
おむすびを買ってる人いました
弁当もってきてるのに(笑)
賢いな、と思ったのは
わざと小さい弁当箱を買って
それにはおかずを入れて
ご飯はタッパーに入れて職場でチンする
という看護師さんがいました
ご飯温かいって、良いですね
目安としては、大盛りで1000mlくらい
一般的には
男子で、800mlあたり
女子で、600mlくらい
スープ代わりに小さいカップ麺があれば
無難な容量かもしれません
その② 素材
弁当箱の素材は
プラスチック製、ステンレス製、木製
大体この3種類です
プラスチックは
気兼ねなくつけおき漂白できるので
衛生面では優等生
あと心配なのは
対応できる温度ですね
レンジが使えるかは必ずチェックです
ステンレスは
保温保冷に優れてるタイプに多いです
ただ箸やスプーンが同じ金属製だと
カチカチ当たって、じぃぃぃんて震えます
黒板ぎぃぃぃぃーの軽いやつです
俺、すごい苦手なので
箸とスプーンは木製にしてます
木は、オシャレなのですが
洗いにコツが必要です
摩擦が多い分、ご飯つぶが取れにくいのと
長く水につけておくと乾燥した時
木と木の接着面がヒビ割れすることが
あるので気をつけましょう
その③ 形と深さ
弁当箱の形も重要です
基本、四角か楕円か円なんですが
弁当箱の定番である
たまご焼き、ウインナー、唐揚げ
その他、ほとんどの食材が
四角い弁当箱か楕円と相性がいいです
じゃあ円型のメリットは?と申しますと
保温機能がある円型弁当箱、が前提ですが
カレーやシチューなんかの汁物も
弁当にできるところです
あと、深底の弁当箱は
中で動いて、汁も混ざるし
見栄えも悪くなるので
あまりおすすめしてませんが
深底のり弁当は
ご飯→のり→ご飯→のりの2重
または3重ができ
のり弁好きにはたまらないらしいです
俺の好みは3センチあれば
充分かなぁ、と思ってます
その④ 機能性
最後は、機能性です
保冷・保温
密閉度合い
レンジ対応、などです
プラスチック製の弁当箱は
付属の保温バッグが付いていて
それに、保冷剤を入れると保冷になる
というタイプが多いです
密閉度合いは
使っているとパッキンの劣化で
汁がこぼれてくることがあります
カバンの中が大変なことにならないよう
初めからビニールに入れるとか
対策を心がけておくのが大事です
レンジ可だと
具材に制限が出てきますが
ほっかほっかで
食べる時の満足度はだだ上がりです
先ほども申した通り、子どもなんて
唐揚げだけをめいっぱい突っ込んで
持たせればいいんです
学校でチンできたら
ほかほか弁当顔負けの仕上がりですから
男子は大喜びでしょう
弁当は飽きてくると
遊びたくなるもので
茹でたラーメンをごま油でコーティングし
保冷・保温機能があると
熱々ラーメンなんかも作れます
正直、ここまでする必要はない
カップ麺の方がだんぜん美味かった
このいくら丼弁当は
友達から笑われたそうで
注目浴びれて、ちょっと嬉しかった模様
(笑)
最後に
円型弁当箱を使っていて何なんですが
俺は、四角、もしくは楕円型で
保温できるタイプが好きです
丸型は具材をうまく詰められないんですね
包丁は具材を真っすぐに鋭角に切るので
長さに弱い円型弁当箱では
デッドスペースがたくさんできます
勝手な感想なんですが
日本の弁当の食品事情が
四角を想定して作っているものが
多い気がします
円型の食材
シュウマイやミートボールを
円型の弁当箱に使っても
四角型のように箸で圧を掛けにくいので
位置が定まらない、という弱点もあります
細かいことなんですが
毎日のことってこういう
ストレスの積み重ねなので
はぶけるものははぶいておいた方がいい
家事全般にいえる鉄則です
ということで
初めて弁当作る人や
再度チャレンジな人には
プラスチック製の
保冷保温機能付き四角型弁当を
オススメします
いかがでしょ
じゃーねー
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