映画『エクソシスト ディレクターズカット版』と隣の客

おはようございます。
書きたいことと、今書かなきゃいけないものが一致してなくて、書けないときがあります。なら書きたいこと書いてから書けばいいじゃないかと思い立ち、書いてます。元々はそうだったじゃないか。

先日は映画館で映画『エクソシスト ディレクターズカット版』を観てきた。ウィリアム・フリードキン監督が制作した記念碑的なホラー映画作品。オカルトホラー映画ブームに火をつけたと言われている。
けど、今まで一回も観たことがなかった。
数年前は有名な作品を観てないことを観てないというのが怖くてテキトーなこと言ってたけど、最近になって正直に言えるようになってきた。別に観てなくても悪くないし、誰に責められるようなことでもない。それを観たことで偉いわけでもないし、そんなんであーだこーだいう奴は大嫌いだ。

話が逸れたけど、観たくないわけじゃなくて観てなかっただけなので観てきた。場所は札幌シネマフロンティア。朝10時前に札幌駅に着く。まだお店が開いておらず、ひっそりと佇むステラプレイス。エスカレーターが動いていないので、エレベーターで向かう。いつもは並んでいるエレベーターだけどスカスカだ。7階に着いてチケットを買う。鑑賞ポイントの有効期限が気になる。来年の一月までに使い切らねば。
映画『エクソシスト』は王道のエクソシスト映画だった。そりゃそうだ。最近観た『バチカンのエクソシスト』も全く展開だった。つーか後者の作品がエクソシストをパクってるんだから、そりゃそうだ。大御所っぽい宣教師と、若手の宣教師が二人で悪魔を退治する。
ジャンプスケアというビックリさせる演出はほとんどなく安心して観ることができた。有名なブリッジして階段を降るシーンは、何度も観たことあるからか全く怖くなかった。

それより、隣にいるおじさんが気になった。たまに劇場で出くわすことがある。たぶん俺のことは認識してない。前回は映画『タクシードライバー』を観たときだった。そのときは机の上に歴代の映画秘宝バックナンバーと、映画『タクシードライバー』の解説本を並べて、パラパラと本を読みながら上映を待っていた。私も映画秘宝集めてるし、めちゃくちゃ気が合いそうだけど話しかけにくい雰囲気があり話したことはない。今回は映画秘宝のバックナンバーやフリードキンのインタビュー集など、数冊の書籍を膝の上に広げて映画を観ていた。
いつか話しかけれるかな。