今すぐ"深渊奇境(Abyss Fantasia)"をSteamのウィッシュリストに入れてくれという話

言いたいこと

  • 「メイドインアビス」、「Ruina~廃都の物語~」に影響を受けたゲーム「深渊奇境(Abyss Fantasia)」がめっちゃおもしろそう。遊びたい。

  • でも、現時点では日本語対応の予定がない

  • インディーゲーム界隈ではストアページの閲覧数ウィッシュリストの登録数から対応言語を判断することもあるらしい。

  • おもしろそうだと思った人はとりあえず「深渊奇境(Abyss Fantasia)」をSteamのウィッシュリストに登録しよう!


1. 深渊奇境(Abyss Fantasia)とは

まずはトレーラーを見る。

そしてSteamのストアページからウィッシュリストを登録する。

2. Steamのストアページの日本語訳

Steamのストアページは英語しかないので、ウィッシュリスト登録者が少しでも増えてくれってことで日本語訳を作成してみた。
私個人が勝手に作成した日本語訳であり公式とは全く関係ないことにはご留意いただきたい。
なお、固有名詞や含みのある表現は開発者の意図が重要になる言葉なので、今回は翻訳せずに英語のまま表記した。
あと、Steamのストアページには雰囲気抜群なアートワークが何点か掲載されているのでそちらも必見。

ゲームについて

“アビス・ファンタジア”の神秘的な世界にてプレイヤーは”missing”な少女"Eugaly"※となり、アビスへの探索に乗り出します。
(※Steamページ内でEucaly、Eugalyの表記揺れあり。どちらが正しいか不明。)
そこでは様々なキャラクターや予期せぬ冒険が待ち受けるでしょう。
探索の中で見つける財宝とあなたの選択はカードに変換され、”The Book of Fate”に収集されます。これらのカードを駆使して複雑な謎を解き明かし、出会った人々の運命を変え、また、アビスの危険なモンスターに立ち向かってください。

未知なる深淵

  • アビスは大陸にある大きな裂け目であり、深く神秘的で、底は見えません。アビスに挑む者たちはアビスに影響され、意志の弱い者は正気と人間性を失っていき、得体の知れない姿に歪んでしまいます。それでもなお、アビスに隠された財宝が探索者達を引き寄せるのです。

  • アビスの深部にはすべての魂のための物語が存在し、各々の物語はあなたの選択次第で複数の結末を迎えます。あなたはカードを使って他者に干渉することで展開に影響を与えたり、あるいは、何らかの目的を達成するために予期せぬカードを用いたりすることができます。

ファンタジー世界の探索

  • すべてのシーンが手書きのアートスタイルで描かれたアビスの探索には唯一無二の魅力があります。新たな光景やアビスのモンスターを発見し、地下世界の超現実的な美しさに見惚れ、様々なアビリティとカードを使って隠されたものを解き明かしてください。

  • 正気を失う前に休憩のために退却し、アビスの端にある街”Cynthia”の魅力に浸りましょう。物資を集め、新たな装備を制作し、あなただけの特別な”レリック”を選び、探索の助けとしてください。

変化し続ける戦い

  • アビスを深く探索するにつれ、あなたは奇妙で恐ろしいモンスターと直面します。カードとレリックを用いてモンスターへ立ち向かい、異なる組み合わせによる予期せぬ効果を発見してください。同じカードでも状況が違えば様々な姿に変化します。あなたの創造性を解放してカードを使いこなし、戦いに勝利しましょう。

3. 個人的な所感

情報は限られているが、こんな感じのゲームかなって思ったことを以下に書いておく。

<ゲームシステム>
傑作フリーゲーム「Ruina~廃都の物語~」(以下、Ruinaと表記)の形式が採用されている様子。
優れたアートスタイルから生み出される雰囲気抜群のマップ(重要)があり、探索ポイントがあって、そこを選択するとこれまた雰囲気抜群の文章や絵(重要)が表示されてイベントが発生したり、戦闘になったりすると思われる。
文章はゲームブック的な二人称の語り口調が採用されていて欲しいが、正直日本語以外の言語でそんな細かい文章のニュアンスは読み取れないのでわからん。
日本語版が出なかったら英語版で遊ぶつもりだが、私の拙い英語力で文章を楽しめるかどうかは大いに不安……。
だからこそ日本語版が出て欲しいと切に願っているわけ。

<世界観>
「メイドインアビス」の影響が色濃く感じられる。
でもまあ、地下深く続く迷宮等があって、周辺に街があって、冒険者がいて……みたいな世界観はなんぼあっても良いもんだから仕方ないね。
トレーラーとスクリーンショットを見た感じ、アートスタイルが個性的かつめっちゃ自分好みで刺さっている。
敵からは名状しがたい冒涜的な雰囲気も漂っていて、クトゥルフ系の影響もあるのかなとか思ったり。
インスパイア元から受けた影響が昇華されて、新しい世界観がしっかり構築されているような印象。
どんな風景に出会えるのか、どんなモンスターにブチ殺されるのか、どんな物語が展開されるのか、ワクワクしちゃうね。

<戦闘>
デッキ構築系カードバトルっぽい。
Slay the Spireみたいなやつかな?(ちなみにSlay the Spireエアプです。似た系統の作品は遊んだことあるんだけど。)
Slay the Spireみたいなローグライク系だと、コンボがコンボを生んでめちゃくちゃな暴力で敵を蹂躙できたりするけどどうなんだろう。
アビス・ファンタジアはローグライクではないと思われるので、あんまり遊んだことがないタイプのカードバトル系かも。ここは全然わかんね。
収集したカードは戦闘以外にもNPCに使えて、ストーリーが分岐したりするとのことなのでこの辺がおもしろそう。

4. ウィッシュリスト登録の意味

インディーゲームを中心に手掛けるゲーム翻訳+マーケティング会社であるNeon Noroshi社の記事によると、以下の3つに取り組むと日本語に対応してくれる可能性が上がるとのこと。

・遊びたいゲームがあったらウィッシュリスト登録をする
・Steamのゲームのページを友達にシェアする
・発売済みのゲームなら購入する

英語圏の開発現場から語る「STEAMのインディーゲームに
日本語対応を実現するための誰でもできる応援方法」(Neon Noroshi社)より引用

記事によると開発者はどの国からストアページが閲覧されているのか、ウィッシュリストが登録されているのか、すべて見ることができるとのこと。
そこで日本からの閲覧やウィッシュリスト登録が多ければ開発者が「日本で売れそう!」と考えて日本語対応に踏み切りやすくなる、という仕組み。
というわけで私は早速ウィッシュリストを登録しつつ、日本からの閲覧数が増えるように微力ながらも紹介記事を書いてみたりしているわけだ。
なんとか日本での認知度が上がって、めっちゃ良い感じの日本語版が出てほしい。

5. その他の情報

2023年9月の東京ゲームショウにて本作が出展された際にはAUTOMATON社が記事を出しており、その時のツイートにメイドインアビス作者のつくしあきひと先生が反応して応援していたから、そこでだいぶ認知はされていそう。

でも、その時気になった人もウィッシュリスト登録してないでしょ?
日本語対応の予定がなくてもおもしろそうだと思ったゲームはとりあえずウィッシュリストに入れておこうね。
最後にもう一回Steamのページ貼っておくか。

2024年発売予定とのことだが、いつ頃になるのだろうか。
とりあえずファンタジー頻出英単語の勉強でもしておくか……。

おわり

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