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期限切れETCカードをセットした状態で高速に乗ると何が起きるのか?を体験してきたからシェアするNote

いやーやっちまった。うっかり期限切れたほうのETCカードをセットした車で高速に乗り、いろいろやらかしてしまいました。誰かの役に立てばと思いシェアさせて頂きます。ご迷惑をおかけした皆様、ごめんなさい。

コトの顛末は、こうだ

1.所用で、レンタカーに乗る。この際うっかり期限切れのほうのETCカードを持ってきてしまい、気づかずセットして発車。

2.インジケーターは緑ランプ(有効期限のチェックまではなされない。当然といえば当然。あれは「カードが正しい方向でセットされているか」だけを表しているランプだ。)

3.環八~玉川から第三京浜高速にのる。ここは入口にゲートはなし。やがて保土ケ谷料金所へ。ETCレーンは「20km/h以下」でゲートを通過するよういわれている。

4.期限切れだがカードそのものはきちんとセットされているので、何の警告音も出ない状態で料金所につっこむ。当然、バー、開かず。(!)

5.実はあのバーは柔軟な素材でできておりドアミラーを閉じるくらいの絶妙な攻撃力があるのだが、そこまで。ぼよよ~んと折れ曲がって、車は通過できる。

(尚、20キロ以下だろうがなんだろうがその状態でそこで停止なんかできません。だって後ろからばんばん車きてますもの。)

6.※大昔に、オラつきぎみのハマーが料金所ゲートのバーをぶっ壊して(ナイトライダーがターボブーストボタン押したときのように、それはもう見事にバーを木っ端微塵にして💦)僕の眼の前で通過していった経験があるのだが…あれから仕様が変わったのかもしれない。ともかく車には傷なく済んだ。。。

7.通過しちまったもんはしょうがないので、きりのいいインターで一旦降りる。出口で係員さんのいる「一般」レーンで、ことの顛末を話す。

8.「ここでは分からないのでお客さまセンターに電話して照会とること」と言われ、案内の書かれたポケットティッシュをもらう。支払える部分の料金はここで支払い。

9.料金所を出たところでお客さまセンターに電話をかけ、ことの顛末を話す。お客様相談センターは24時間365日受付てくれる。

10.やらかした状況と時間帯、車種やナンバー、氏名電話番号等一通りオペレーターさんに伝える。すぐには照会できないため、後日電話連絡があるとのことで一旦終了。

11.翌日センターから電話があり、照会がとれたとのこと。支払うために郵便局から現金書留、もしくは直接保土ケ谷料金所等で支払いをすることができるという。料金390円也。390円のために書留郵送料等が発生するのもバカらしいし、どうせまた後日通るし、せっかくなので料金所支払いというのを体験してみたく選択。「じゃ、料金所とかで分かるようにしておきますので~(オペレーターさん)」とのことで一旦終了。

後日

12.後日、日本一高いと悪名高い横浜横須賀道路上り→横浜新道→第三京浜。途中の保土ケ谷料金所を通過する際、例の390円を追加で支払おうというすんぽうだ。そのために「一般」レーンに入るも・・・ここに罠が。無人自動支払機レーンというものがあそこには存在しており、運悪くそちらに突っ込んでしまう。しぶしぶただ普通に通行料を払い、次の玉川料金所に賭ける。

13.玉川料金所に突入する際目を皿のように凝らし、「人がいる」「一般レーン」をめがけ突っ込む。

14.料金所の係員さんにことの顛末を話すも、「あ、そういうことでしたらあちらの事務所で確認して頂き、支払って頂くカタチとなります」
僕「あ・・・そすか」

よく見えるじゃないですか、料金所のすみっこのほうにNEXCOの事務所ぽい管理棟とか、トイレとかがあるのを。ゲートをでたら注意して車でぐーっと料金所のとこを横切って(w)あそこで対処してくれ、とのこと。まじか。ETCの車とかけっこうな勢いで通過していきますけども・・・?(汗) ホリエモンとかが動画とかで「あのゲートは◯0キロとかで走っても検知するの俺知ってるんすよ20キロ制限なんて撤廃したら料金所渋滞無くなるのに」とかドヤ顔で言っていたりしますが、こういうことやらかして横移動するレアな車もいたりするから、あんまり料金所のとこで飛ばしたらあかんのかもですな。。。

15.ハザード全開にして(汗)どうにか管理棟までたどり着き(あー怖ぇ。)、車をとめ、事務所の係員さんにことの顛末を話す。

16.係員さん「えっ・・・はぁ、そうですか・・・?いつのことですか?どのルートですか?車種は?」
どうみてもこういう来客はあんまり無いのかな?それとも、そもそもやらかした保土ケ谷料金所じゃないとこで話をしているからかしら。いずれにしても本当にすみません…><

17.係員さん「分かりました・・・確認してみますので、少々お待ち下さい。」係員さん、席に戻り電話でいずこかに照会をしている。最後の最後はやっぱり電話だよね。

18.係員さん「はい、確認がとれましたので、こちらに書けるだけ書いてください」と紙とペンを渡される。久々にみたぞ、わら半紙。ことの顛末に関する情報を一通り書き込む。

19.390円を支払い、管理棟を後にする。支払った証明書とかの発行はナシなのね。

ということで、余計な手間を多方面におかけしてしまい申し訳ございませんでした。万一同様のことをやらかしたときや、困ったときは相談センターに連絡をすることを覚えて頂ければ幸いです。もう一回画像で貼っておきます。

お客さまセンターの番号は、こちら!

(おまけ)
ETCのゲートの硬さは、感覚としては駅の自動改札。バタッと閉じるが、ぐいっと無理に突破しようとすればこじ開けれるじゃないですか?あの感覚です。NY地下鉄の改札機のような「金払わないやつは絶対に通さない」という強固な意思を感じさせる金属製の「門」とは全く思想が違うのだな。


鋼鉄の意思

おしまい。

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