DSG/DB U形寝台車の系譜:WLABmh 175
WLABmh 175(WLABümh 33 / DSG) 登場
DSGが寝台車を所有していた1960年代、欧州大陸鉄道での寝台車のレファレンスとして量産が続いていたWLABmh 174形(当時は、DSG WLABümh 33)は、1964年製造の4次車まで増備が続き、台車をはじめとして多くの主要部分がアップデートされ、変わらないのはインテリアのレイアウト程度でしたが、デビューした1959年から10年近く経ち、4次車まで台車などのハード部分が技術革新によりアップデートするのと同様に、1964年製の4次車製造から3年経過していることもあり、ソフトの部分での利用者のニーズは、共同シャワーの設置を求められ、それを実現したのが新形式のWLABmh 175形(DSG WLABümh 33) 5〜6次車となりました。
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