人工言語を創作してくれるChatGPT
人工言語は人為的に作られた言語のことです。
例えばエスペラント語。世界中のあらゆる人が簡単に学ぶことができ、異なる言語圏の人々が意思疎通できるように設計された言語です。対して日常で話されているのはほぼ全て自然言語です。もちろん日本語も。
芸術言語というのもあって、これも人間が意識的に創造した言語です。ロードオブザリングという作品があります。映画にもなったので知っている方も多いのでは。作品中にエルフ語が登場しますが、実はこれ単語も文法もある程度整備されていて、英語みたいに学習できます。
スカイリムというゲームにもドラゴン語という架空言語が登場します。日本のゲーム作品でもチラホラあります。
今回筆者が作成したのは、思い通りの架空言語を創作できるChatGPTです。
使い方
①言語の特徴を入力します。
a,全体像:可愛らしい、雄々しい、美しい響きなど言語の印象を入力します。
b,音声特徴:可愛らしくしたいならp音、雄々しくしたいならg,d,z音を多めに含めるといいかもしれません。
c,類似言語:英語、ドイツ語、中国語、日本語、ラテン語、なんでもいいです。ChatGPTがカバーする言語なら問題ないと思います。
とりあえずこの3点を指定すれば作成してくれます。
入力例としては次のようなものが考えられます。
例:「可愛らしい言語を作成してください。p音を多めに含めてください。文法は英語に似せてください。」
例:「発音が美しい言語を作成してください。s音を多めに含めてください。文法はフランス語に似せてください。」
紹介したのはあくまで一例です。筆者も試したことのない注文方法がまだまだあると思います。
出力例
「可愛らしい言語を作成してください。p音を多めに含めてください。文法は英語に似せてください。」と入力すると次のような回答をくれます。
音と文構造を決め例文まで作成してくれました。
この後さらに代名詞、動詞、副詞、接続詞を尋ねることも可能です。
ただ、筆者が試したときは、関係代名詞の例文づくりに失敗していました。
なのでまだ完璧とはいえません。
それでも遊ぶには十分だと思います。
ChatGPTの出力はその都度異なりますから、理屈上は数限りない架空言語がつくれるはずです。
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