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無精髭とフォションのパン

    錦市場の和菓子屋さんでギボウシというアンコの超詰まったモナカをおみやげ用に買い、次に相方と共に京都高島屋へ移動して、一直線で地下食料品売り場のフォション(パン)コーナーに突撃。
 フォションの女の子達の制服は「ここは化粧品売り場か?」もしくは「キャバクラ・メイドカフェ」かと思わせるような高級なもの。歩き方だってパン屋の売り子の歩き方じゃない(笑)。
 パンの味の殆ど判らないアタシは、相方があれこれパンを吟味している間、不思議な構図のフォションのポスターに見とれていた。
 二人のヨーロッパ系外人が今、正にキスをしようとする瞬間をアップで捉えたものなんですが、男の舌先からはちっちゃなフォションの紙袋が、、まあ、特別、ビックリするようなアイデアじゃないんですが。
 魅せられてしまったのは、その外国人男性モデルの無精髭の綺麗さ。モチロン、思い切り手入れされている「無精髭」なのだから、綺麗で当たり前なのだろうけれど、なんだか見ていると「高級サラブレッドの毛並み」のようにとゆーのか、観賞用に特別に仕立てたような艶や毛並みを持っている。
 そして大きなガラスの瞳の周りを縁取る睫。ヨーロッパ系の外人男性ってつくづく肉食系の大型動物に近いなと、、。

でもこういうのは素顔がいいなぁ、そっちの方が、そそられる。日本人だとイチローの無精髭が好き、、。でもオンナはどれだけスッピンで勝負しようとしても、無精髭にあたるような野放図さは無理だけれど。
 せいぜい眉を、、ああこれも無理か、、でも、かと言って化粧すればするほど、必ず綺麗になるってわけでもないんですよね。




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