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【自治トピックス 】No.2

 週の初めは、ニュースの切り抜きから。こんな投稿でも案外、読んでいる人が多い。

 大阪府では確保してある重症用病床206床の使用率は5日現在で64.1%、実際に使える病床では80.5%に上り、逼迫した状況だ。大阪市立総合医療センター(同市都島区)では、全国でも珍しい若いがん患者専用の病棟を一時閉鎖することになり、支援の質の低下が懸念されている。
 大阪府の吉村洋文知事は5日、新型コロナウイルスに感染した重症者向け臨時施設「大阪コロナ重症センター」(大阪市住吉区)で勤務する看護師らを確保するため、自衛隊に派遣要請を行う方向で調整していることを明らかにした。民放番組に出演し「自衛隊とやり取りを始めている。(看護師には)人工呼吸器の管理など技術が必要だ。実務方で調整した上で正式に(看護師の派遣を)要請する」と述べた。
「吉村(洋文大阪府)知事から看護師が足りないと呼び掛けがされている。要請を受けることを想定し、自衛隊の看護官を派遣することも視野に準備したい」と述べた。

 4~5月にかけて、大阪マンセー、維新マンセー、吉村マンセーと騒いでいた維新の信者たちが静かになった。もうイソジンでうがいをしようなんて、誰も言わなくなった。同じことが他の自治体で起きていたら、「大阪ではこんなことは起きない」と叩いていたことだろう。大阪モデルはどこへ行ったのか。

 私は「大阪市廃止・特別区設置」の住民投票まで12日間、大阪に滞在したが、他の都市と比べて格段に経済が動いていた。道頓堀には人があふれ、立ち飲み屋は朝っぱらから混雑していた。東京との違いに驚いた。だが、逆に言えば、彼らは仮に新型コロナウイルスに感染したとしても、大阪の医療機関には受け皿の余裕があると思っていたのではないか。

 ふたを開けてみれば、この有様である。

 医療崩壊は、オーバーシュート(感染爆発)よりも一足早く起きる。今のところ大阪府の実効再生産数は1前後なので、オーバーシュートという段階ではないが、医療崩壊寸前の状態はこの先の感染爆発の兆候としてとらえていくべきだろう。

 それにしても、自衛隊も軽く扱われたものだ。北海道・旭川市のように医療資源が乏しい地方の自治体ならともかく、西日本有数の大都市が自衛隊に頼るなど、今まで首長は何をやっていたんだと言われる。

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 そして、大阪がこの体たらくなのに、いまだにこういう個人崇拝を商売にしている会社があるのが驚きである。大阪を歩くと、こういう個人崇拝グッズをちょくちょくと見かける。イソジン騒動があっても、都構想否決があっても、なお勢いが衰えない。いい加減にしてはどうか。

 会見で請求代表者らは「提出前の署名簿には、明らかに同一の筆跡とみられるものが多数あった。指印も同一とみられる」などと説明。選挙管理委員会に提出した名簿の真偽を各選管を訪ねて確認中という請求代表者の1人は「7~8割が偽造だろう」と述べた。

 いまだに左翼の妨害とか言っている輩がいて、ただひたすら大草原。ネトウヨの闇は深い。

「今まだ46歳。市長をあと6年するかもしれないし、10年するかもしれない。国会議員になりたいという思いは、橋下徹・元大阪府知事の言葉と同じように、2万%ない」

 橋下徹の言葉と同じなら、「やる気満々」と言っているのと同じなんだが…(苦笑)

自分の顔がデザインされている服を着た遠藤町長は、「これだけ細かくデザインを編みこめる技術は珍しい。町の技術力の高さを多くの人に知ってほしい」と話していました。

ワロタ(笑)

条例案には、「核のごみ」を町内に持ち込ませないこと、文献調査の次の段階となる「概要調査」を受け入れる際には住民投票を行うことなどが盛り込まれています。
提出を計画している町議会議員は、条例案の意義について、文献調査では、「核のごみ」が持ち込まれることはないものの、条例を制定することで町としての姿勢を明確にする必要があるとしています。
同じ趣旨のいわゆる「核抜き条例」案は7日、寿都町の隣の黒松内町議会に提出される見通しになっているほか、同じく隣り合う島牧村や蘭越町の議会でも提出の動きが出ています。

 原発もそうだが、弱い自治体から狙われる。こういう自己防衛の動きを北海道も応援してもらいたい。鈴木くんが防波堤にならないと、守り切れないと思う。

警視庁によりますと、中津川議員は事故当日の午前2時ごろまで江戸川区の飲食店で友人と酒を飲んだ後、そのまま車で家族が住む港区に向かったということです。
事故を起こしたのは現場近くの車内で休憩した後だったということですが、調べに対し酒を飲んだ後に運転したことは認めたうえで「硬いものにぶつかった記憶はあるが、よく覚えていない」と話しているということで、警視庁は当時、飲酒運転だった疑いもあるとしています。

 多くの人が「また維新か」と思ったと思う。

 東京に限らず、維新所属の議員の不祥事は多い。どこの政党にも構ってもらえず、流れ着いた先が維新という政治家は一人や二人ではない。候補者選考の在り方から見直した方がよいのではないか。

 例えば、この人を東京1区の候補者にするなんて、考えられないんだけどね。

 市内の男性によると、本田市長にはこれまで歳暮と中元を計2回贈った。一方、市長からはハム類のセットを過去5回以上もらったという。今年8月も自宅を訪問してきた市長から、第三セクター「ハム工房都路(みやこじ)」の包装紙にくるまれたハムの詰め合わせセットをもらったが、違法性を感じて返却したという。また、中元や歳暮を贈ったことがないという複数の市民が過去にハムやソーセージのセットなどをもらったことがあると証言した。

 大胆不敵。というか、堂々としすぎていて、悪意を感じないくらい(笑)

 新井氏を巡っては、昨年11月に発行された電子書籍の中で「町長室で町長と性的関係を持った」などと「告白」。新井氏は翌12月の町議会で「議会の品位を傷つけた」などとして除名処分を受けたが、山本一太知事に不服を申し立て、今年8月に審決で除名処分が取り消されていた。

 第三者から見れば、新井町議と町長との間に性的な関係が本当にあったのかどうかが分からない。私には、どちらが真実を言っているのかが判断できない。加害者が素直に自分の罪を認めるとも思えないが、かといって被害者の証言が正しいと決めつける材料もない。ただ、他者から見て、どちらが正しいか分からないのに、リコールで一方的に議員を辞めさせるというのは、制度の乱用だと思う。

 今、当事者に求められているのは、白か黒かをはっきりさせることだ。議員を辞めさせることではない。お騒がせ議員だからといってやめさせるのは、ただのいじめだ。

 ちなみに、新井祥子氏は2019年の草津町議選で最下位で返り咲いた。得票数は110票。2015年は落選。2011年はやはり最下位で初当選している。女性議員は草津町議会でただ1人。よってたかってやめさせようとすれば、簡単にやめさせることができる。フェアなリコール運動ではなかった。

 ところで。

 新聞各紙が中央区議会の「懲罰」について総スルーしているのはなぜだろうか。

 こういうのは保守的な議会にはありがちで、ベテラン議員や大会派の議員がウザい議員に対してお灸をすえてやろうみたいなノリで暴走する。草津町議会のリコールにも似たようなにおいを感じる。都議会にも以前、同じように懲罰委員会が何度か設置されたことがあるが、いずれも大会派が少数会派の議員をこらしめるものでしかなかった。

 ちなみに、自民党都議が女性都議に対して「結婚すればいい」と野次を飛ばした事案では懲罰委員会は設置されていない。

 高橋元気中央区議のTwitterはたまに覗くが、「何を言っとるんだ、こいつは」と、首をかしげるようなことをつぶやいている。むかっ腹が立つこともある。正直、政治姿勢は支持はできない。

 だが、それとこれとは別。

 140文字という短文しか投稿できないTwitterのつぶやき一つで、議会の「訓告」なんぞ、あまりにも針小棒大な処分だ。言論には言論で戦うべきで、それを多数派の懲罰によって抑え込もうという意識は、言論の自由や表現の自由を脅かすものだ。

 そういう危うい事案を、報道機関がみんなスルーしたのはなぜか?

 まあ、中央区のことだからいろいろと想像するけど…(苦笑)

 都議会での非公式発言(野次)で頭に湯気を立てて怒っていた人たちは、中央区議会での今回の騒ぎに反応しないのはおかしいと思うよ。

 東スポが書いてた(笑)しかも、ちょっとN国がらみで(笑)

 最後はこちら。古臭い議会の古臭い議員の古臭い対応に嫌気がさした後は、どうかこちらで議会政治の原点に触れてみよう。

同図書館憲政資料室の所蔵品を中心に、政治家や軍人の書簡や日記、写真などを展示。坂本龍馬の自筆の「新政府綱領八策」や、外相として不平等条約改正に尽力した陸奥宗光の議員証も見ることができる。

 私も期間中に国会図書館に足を運びたい。ちなみに、現在、国会図書館は予約制による入場制限を行っているが、展示会の観覧のみ入館手続きは必要ないそうだ。

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