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カネに汚い政治を変える大チャンス

 「国の予算がカネの力で歪められている」――。これが、日本政治の最大の問題の一つです。自民党派閥のパーティー裏金問題に司直のメスが入りましたが、単にカネに汚い政治家の問題に留まりません。
 長年、永田町で仕事をして感じるのは、予算配分がカネ次第になっている、ということです。企業・団体献金が潤沢に集まりパーティー券の売れる分野には予算が優先的に配分されたり、法律の手厚い手当てがなされたりする一方で、カネが集まらない分野はいつも後回しになってしまいます。
 実際に「少子化対策」、「非正規雇用対策」、「新しい産業育成」などは日本の重要政策ですが、カネが集まりにくい分野なので予算が圧倒的に少ないのです。子育て中のご家庭や非正規雇用の方々、未だ大きくない新産業が気前よく多額の献金やパーティー券の購入などできるはずがありません。

 企業団体献金やパーティー券購入を禁止せよ

 日本は先進国に比べて、企業団体献金やパーティー券の規制が非常に弱い国です。日本も先進国並みに企業団体献金の規制を厳しくすべきと考えます。企業団体献金を禁止している先進国は多くあります。
 2022年6月、立憲民主党は企業団体献金や企業団体によるパーティー券購入を禁止する法案を国会に提出しました。しかし、自民党の審議拒否で審議すら始まっていません。
 今こそ、個人献金で政治活動がなされ、カネで国の予算や法律が歪められないような「まっとうな政治」が求められています。
 私自身は、企業団体献金をいただかず、企業団体によるパーティー券の購入もお願いしていません。政治の体質を大きく変えるために全力を尽くしてまいります。あなたの力を貸してください!

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