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生命保険料の仕組みを意識していますか?

日本人は世界でも有数の保険大好き民族と言われています。
さまざまな場面(リスク)を想定した保険が各保険会社から発売されています。
例えば
 ・死亡保険
 ・医療保険
 ・がん保険
 ・就業不能保険
 ・年金保険  などあります。

保険会社から保険料の見積もりを提示されたときに、他の保険会社の同じ商品を見比べたことありますか?
同じ条件で保険料が違うことに気がついたりしませんか?

死亡定期保険が一番わかり易いとおもいますので比較してみます。
(条件)
・40歳男性(1984年1月1日生まれ)
・保険金額:2000万円
・保険期間:20年

A保険:5,460円/月
B保険:6,400円/月

同じ条件の定期保険でも保険料が異なっています。
今回は、なぜ保険会社ごとで保険料が異なるのか説明したいと思います。

保険料の仕組み

保険料は大きく分けて2つの構成から成り立っています。

「純保険料」+「付加保険料」が契約者が支払う保険料になります。

純保険料

契約者が保険会社に対して支払う保険料のうち、保険会社の経費に充てられる部分(付加保険料)を除いた、将来の保険金支払いに充てられる保険料のことです。
過去のデータをもとに年齢・性別ごとにどれぐらいの方が亡くなるか予測した「予定死亡率」と保険金を運用して保険料を増やせるか予測した「予定利率」をもとに純保険料の額が決まります。
予定死亡率は各会社でほとんど変わることはありませんので、純保険料が各社で大きく違うことはありません。

付加保険料

保険会社の運用にあてるための保険料です。
付加保険料には、新契約の締結・成立に必要な経費(予定新契約費)、保険料集金に要する経費(予定集金費)、保険期間を通じて契約を維持管理するための経費(予定維持費)が含まれます。

「純保険料」と「付加保険料」を公表している保険会社は少ない

この純保険料と付加保険料を公表をしている保険会社はほとんどありません。
各社がどのような思惑で公表していないのかわかりませんが。

保険会社で公表しているのが、ライフネット生命です。
保険料の内訳はコチラ

本当に必要な生命保険を選択するのも重要です。
必要な生命保険はどこの保険会社も取り扱っていることがほとんどです。
営業の人が言うことを信じるのではなくて、自分で比較してみることが大事です。
同じ生命保険料を支払うのであれば、安いほうが良いですからね。


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