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「ふるさと納税」っていいの?

お金を貯めるためにはまず支出を少なくすることです。
支出が少なくなれば、貯蓄に回すことができます。
  収入-貯蓄=支出
普通、会社に勤めている人は、手元に来る前に源泉徴収という形で住民税、所得税を引かれていると思います。
「ふるさと納税」という仕組みを使えば、同じ税金を払いながら返礼品をもらえるお得なことができます。

「ふるさと納税」とは?

自分で選んだ自治体に寄付金を収めると、寄付金から自己負担額2000円を引いた額が、所得税・住民税が引かれます。
また、寄付した自治体から返礼品として最大寄付金額の3割を限度とした返礼品が送られてきます。
主だったものとして、「米」、「肉」、「カニ」などなどです。
詳しくは上のリンクをみてください。

「ふるさと納税」のやりかたは?

ふるさと納税の大まかな流れは下記のとおりです。
 ①寄付する自治体をさがす。
 ②見つけた自治体に寄付をする。
 ③寄付をした自治体から返礼品をもらう(これが目的な人が多数)
 ④ワンストップ制度を使うor確定申告をする。
 ⑤住民税、所得税が減免される。

というような感じです。
一つずつ確認をしていきましょう。

①寄付する自治体をさがす。

寄付する自治体は自分の住んでいる自治体でないといけない訳ではありません。どこでも良いのです。
大体は、返礼品で寄付する自治体を選んでいるひとが大半だと思います。
我が家の米を返礼品でもらうために、自治体を選んで寄付をしています。
ひとつずつ自治体のホームページを開いて目的の返礼品があるか調べる方法もありますが、大体の自治体は、ポータルサイトに依頼しています。
主なサイトでは、
 ・さとふる
 ・ふるなび
 ・ふるさとチョイス
 ・楽天ふるさと納税 などが有名どころです。
サイトと自治体が契約しているので、「さとふる」にはあるけど「ふるなび」には無いとかありますので、注意してください。
例えば、楽天会員だと、楽天ふるさと納税を使うとポイントが付いたり付加価値があるので、サイトの使い方でもお得になりますので気をつけてください。

②見つけた自治体に寄付をする。

①のサイトで寄付する自治体を見つけたら、欲しい返礼品の対象となる寄付金を納税することになります。
ほとんどの自治体はクレジットカードでの納税ができるようになりましたので、クレジットカードのポイントもたまります。

③寄付をした自治体から返礼品をもらう

自治体は、寄付金の確認がとれたら、寄付金証明書と返礼品を送ってきます。
寄付金証明書は、確定申告に必要なので大事に保管をしてください。
返礼品は、すぐ送ってくるところもありますし、人気なところは、3か月くらい経って送られてくることがあります。
例えば、高知県大月町だと、鶏肉が5kg送られてきますので冷凍庫の準備が必要になったりしますので注意してください。

④ワンストップ制度を使うor確定申告をする。

ここが大事なところです!
「ワンストップ制度」または「確定申告」をしなければ、⑤の税金の減免はありません。
10000円払って3000円の物を買うだけになります。
「ワンストップ制度」と「確定申告」の2種類の方法があります。
「ワンストップ制度」を使うほうがいい人は下記2つを満たす人です。
 ・寄付する自治体が5か所以下の人
 ・確定申告をする必要のない人(例:会社員)
「確定申告」をする人は、「ワンストップ制度」を利用する人の逆です。
 ・寄付する自治体が6か所以上
 ・医療費控除等の確定申告をする必要のある人
詳しくは下記のリンクをみてください

⑤住民税、所得税が減免される。

④を済ませると、翌年の住民税が減免され、所得税が還付されます(確定申告の場合)
その金額は、寄付金額ー2000円(自己負担額)になります。
ただし、寄付金額ー2000円が還付される金額には限度額があり、その額以上を寄付すると自己負担額が増えてしまいます。
年収と、家族構成によって変わってきますので、だいたいのポータルサイトでは、シミュレーションできますので昨年の源泉徴収票をもとに計算をしてみると良いと思います。

最後に

我が家の米はだいたいふるさと納税の返礼品ですし、カニが食べたいと子供が言えば、カニの返礼品がある自治体に寄付したりしています。
その制度に賛否両論がありますが、お得に使える制度があるのに使わないのはもったいないと思いますよ。
一度試してみてはいかがでしょうか?



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