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「楽天でんき」が大幅値上げの可能性

電気を使うと楽天ポイントがついてお得な「楽天でんき」が大幅値上げになります。

従量料金の値上げ(2022年6月〜)

実は6月から従量料金は値上げになっていました。
楽天でんきは、基本料金は0円で使用した電気量に対して電気料金が発生するシンプルな料金体系です。
その従量料金が値上げになっていました。

楽天でんきHPより

一般家庭が契約するのは「プランS」になりますが、+14.0〜+4.4%の値上げとなっています。

例えば、300kwを使用した場合
一番値上げ率が高い北海道電力管内:+1,260円
一番値上げ率が低い沖縄電力管内 :+360円

これが1年分となると結構な値上がりになりますね。

「燃料費調整単価」を「市場価格調整単価」に変更

さらに、2022年11月1日から「燃料費調整単価」を「市場価格調整単価」に変更するとの発表がありました。
「燃料費調整単価」というのは、石炭や天然ガスの輸入価格が変動するためその変動分を調整するものです。
基準価格より高くなれば、計上されます。逆に基準価格より安くなれば、差し引かれるようになっています。
そして「市場価格調整単価」というのは、楽天でんきが電気を購入する市場取引価格に連動した独自の単価とすることになります。
春や秋のような電気の需要が少ないときは安くなり、逆に電気の需要が多い夏や冬は高くなるようです。

楽天でんきHPより

2022年9月での試算がHPに記載されていました。

楽天でんきHPより

なんと!
東京だと4,000円以上の値上がりになっていたようです。
これから暖房を使う冬になると電気代がすごいことになりそうです。
その代わり、電力需要が少ない時期は電気代が安くなる可能性はあります。
過去の記事で市場連動型について書いていますのでよかったら参考にしてください。

こちらのHPで、各電力会社管内での試算ができます。

楽天でんきでの電気料金に対してポイントがつくので、支払う電気料金が高くなれば、ポイントも多くつきます。
ポイントを多くもらうのと、支払う光熱費が高いのとどちらがよいですか?

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