自分の小さな「箱」から脱出する方法(書評)

この本を読んだタイミングがめちゃくちゃよかった。
ので、結果的にすごく良い本となった。

この本の特徴は何と言っても「箱」

箱とは何か?
自分の中にある、人に対しての真実な関心と言い換えても良いだろうか。
自分が素直に人のことを想いやれ、何かをしてあげたいと純粋に思う時、
それは箱の外に出ている。

一方で、心では全く思っていないけど、行動は相手のために何かしてあげた時、これは行動では、相手のためにしてあげているが心は伝わらず、結局相手には届かない。これを箱に入っているという。

ポイントは

行動ベースでは同じことをしていても、
心が開いているかどうかで、相手に届くかどうかが決まるということ。

そして、心が閉じる瞬間はどう訪れるか?
自己欺瞞、自分のことを欺いた時に箱の中に入ってしまうという。

私は最近、人間関係にすごく悩まされていた。
すごく嫌な上司のもとで、どうしたら良いかもわからず、ただひたすら文句と不満が出てくる。
口を開けば文句ばかり、そんな自分を見て呆れていた。
しかし、解決策が見つからない。どうしたら良いかわからない。

そんな時に出会ったのが、この本だった。
最初こそ内容をつかむことが難しかったが、読んでいくうちにのめり込んでいった。

読み終わった今はどうだろうか。
もちろん、上司との関係や現実世界では別に何ら変わりはない。
しかし、私の心はどうだろうか?私の精神世界は、以前に比べ明らかに静かで落ち着いている。
苛立ちで頭が痛くなるほどだったが、今は全くそんなことがない。

すごく不思議なものだ。
人間関係に悩んでいる人がいるなら是非オススメしたい書籍だ。
また、対人関係を考える上でもすごく役立つ本なので、より良い対人関係を築きたいと考えている人にもお勧めできる。

私がまた人間関係に悩みそうになったら、
この本のことを思い出し、読み返すだろう。

少しでも興味を持った方は、
是非ご自身で購入して読んでみることをお勧めします!
物語形式で話が展開されていくので、
とても内容が入って来やすく、楽に読めますよ!
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