プロビジョンギター 後編
どうもこんばんは、あきです。プロビジョンギターの紹介の後編になります。
プロビジョンを手放してその後暫く経ったあと、2016年かな?中古でアトリエZのゼノン石川和尚のX-44というベースを手にする機会がありまして、当時ローズとメイプルと違う店舗で2種類の個体を弾く機会があり、結果的にアトリエといえばスラップ。ゼノン石川和尚もメイプルだからメイプル指板のものをと思い当時のx-44を下取りにしてこのカスタムモデルのx-44を購入しました。レイクプラシッドブルーの鮮やかさとメイプル指板がキレイでした。
そこから約3年ぐらい使用してましたが、音作りなどに悩んだり、どうしてあの時ローズウッドの方のモデルを買わなかったのだろうと個人的にジレンマに悩まされてしまいました。その後、x-44の音作りに悩んだこと、あとは個々では書けない諸事情なこともありました。
一番衝撃的でしたのは、ベーシストの多田尚人さんの記事でプロビジョンギターでのオーダーの記事。コレが一番ふたたびプロビジョンの購買意欲が湧いた瞬間でした。
もうね、人生最後の一本、清水の舞台から飛び降りる覚悟で買おうと決意した瞬間。意を決してプロビジョンギターさんにオーダーの見積もりをとることに.......金額に悩みました。うーん。流石に出せないよなぁ........と。
と食い入るようにデジマートを見てみたら、手頃な価格のプロビジョン。しかも個人的に大好きなブルーのベースがあるじゃないですか。場所は大阪府の有名な三木楽器さん........
まぁコロナじゃなければ行ってたのかもしれませんが、流石この時期ですからね。そこから担当者様に質問しまくりましたが、まぁメチャクチャ親切丁寧な対応されて、で手持ちのX-44も下取りなら頑張って買い取ってくれるということで、ほぼ売値と同額くらいで念願のプロビジョンを購入しました。もうホント勢いって大事ですけどやっぱりタイミングって重要なんだなと。アトリエを売ろうかな?というタイミング、プロビジョンを欲しいタイミング。楽器屋さんの親切な対応、プロビジョンの工房の親切な対応全てがマッチングしました。
多田さんのyoutubeでも言ってたのがジャズベと言えば60年代のアルダー、ローズ、パッシブというのが自分の中で響きましたね。
確かに自分も年を重ねるとアクティブよりもパッシブの方が楽だし、ベースの奥深さがあると思います。x-44はアクティブベースでしたが結構パワーがあったので個人的にはパッシブで使用してました。確かに自分もx-44のときに初めてメイプル指板のベース持ちましたが、やっぱり自分はローズウッドが好みですし、アッシュよりもアルダー。そして、フェンダーのAmerican vintageのジャズベがあるからこそ、プロビジョンはプロビジョンの良さが引き立つベースになれば良い。そう思いました。ここまで大分長い回り道でしたが、楽しかったですねー。
ただ、何もしないのもプロビジョンギターさんに申し訳ないのと、このベースを人生最後の一本と考えようとしたら、何が出来るか.......
そう、ピックガードをオーダーしようと言う考えになりました。ベース自体はオーダーできませんでしたがピックガードのオーダーなら金額的にもそこまでだしということで、奮発して4枚ほどオーダー。
左上からホワイト、ブラック、パールホワイト。左下からヴィンテージホワイト(アイボリー)、デフォルトのミントグリーンでした。
他にもべっ甲とかもありますが、今回は白と黒でクッキリと。パールホワイトはお気に入りですが、ブラックはやっぱり定番。ホワイトとヴィンテージホワイトは見比べるとやっぱり違いますねー!!
本当にピックガード替えるだけでもコレ、同じベースなの?と思いたくなるぐらい印象が変わります。ホワイト系は写真がイマイチなのですが、
ホワイトは王道的なカッコよさ、ヴィンテージホワイトは暖かみのあるカッコよさ、パールホワイトはラグジュアリーさを感じる華やかさ、ブラックは締まった感じのあるクールなカッコよさ、それぞれに良さがありますのでこのベースを末永く愛用していきたいと思います!!
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