マガジンのカバー画像

HIROkuTSUgeru

130
神保町の広告代理店「文化アディック」が発信するnoteを集めたマガジン。クライアント様やイベントの紹介、また求人情報もお届けします。より多くの方々と広くつながる場になりますように。
運営しているクリエイター

#テレワーク

こ こ ろ / 自分と向き合う時間と空間をつくる S.E.N

心地よい場所は  香りよい場所 忙しさに 心 亡くさぬよう 慌ただしさに 心 荒れないよう…

華麗なる一食

からだが欲する一食がある 体温を あの暑さまであげたいという欲求 料理の熱々ではなくスパ…

ビーチサンドを庭で踏む /裸足のきせつ

真っしろ サラサラのビーチサンドを花壇に敷きつめる 足裏にじかに 感じるのはその 白さだ …

おうち時間/舌で香りで脳内旅行/おいしい一食は幸せ時間

おいしい一食は心に幸せをもたらす おいしい一食は脳に幸せをもたらす おいしい一食は身体に…

悪いことばかりではない/平和ボケが遠のいた 次の時代がはじまった

平和ボケと比喩された時代があった のんべんだらりと 進む時計の針すら関心のない 日々無…

夏は早朝 夏は夜

夏は早朝 かぜのない夏の早朝 これから照りつける陽射しにうんざりとしてゆうたりとうごく …

8月の梅雨

10年に一度ほど 8月の梅雨がある 例年どおりではないときに人は  考える 振り 還り過去の前例に心の居場所を捜す 晴れなきゃ晴れないと愚痴り 暑けりゃ暑いと文句垂れる 夏日だ真夏日だ とラベリングする 最高温度地区を競う 最高温度更新を祝う 10年に一度ほど 8月の梅雨がある 例年どおりではないときに人は  張り切る 振り返りとは異なる 新しいことが始まったと合点する 暑くないことに感謝の念を 晴れたなら その視界を楽しむ 振り 還りが繰り返される

描写・猫写/猫の鳴き声はネーェとの話し掛けなんて、ホ ホンマや!

黒ネコのタンゴが鳴り止まない 書きもの冒頭の技術に ネコちゃんの鳴き声から入る描写 "話し…

ひとは飛沫も接触もなく 善意や笑顔を受け取れる

人は流される 悪意にも善意にも 人には伝わる 感謝や笑顔が 人には伝わる 叱咤や激励が 人…

自主性という名の協調性 / 協調性という名の自主性

小学の通信簿 自主性に富んだ子は 協調性を問題視され、 協調性を誉められた子は 自主性を問…

雨止がる お陽さまに背を向ける 見えなくたってそこには虹がある

灰色の空 だから 心に蛍光色を ねずみ色の空 だから アウターに明るい色彩を 鉛色の空 だ…

生き残り競争から、残らせ協奏・生き残る共創へ/神保町エレジー

山手線内側の物価は高い 昼食850円 缶コーヒー4本 480円の箱ひとつ 一日2000円超出ていた …

ピラミッドは魅力的で好きだが 造られた過程思うと絶賛したくはない

どうやって造ったのだろう どうしたら造れたのだろうか 矛盾は好みだ どんなものでも突き破…

大きな緑の木の下で

陽射し強し 風はまだ流れているのが救いだ 日陰もとめる 信号待ち数十秒の涼もとめる コンクリの影でなく大きな緑の木陰もとめる 揺れる葉見上げる 少し先 大きな緑の木の下に仲間みつける 目が合い ほど遠い距離の会釈交わす  暑いですね 暑くなってきましたね 言葉は要らないのだろう 緑の木の下の心地好さに青信号一つやり過ごす それぐらいの時間軸がちょうど良いのだと この数ヶ月で合点した 大きな緑の木の下は 風を流し 陽をさえぎる 意図はない ただ存在して