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古河大峰炭鉱事務所

大峰炭鉱は藏内鉱業が大任炭鉱(明治28年に原六郎氏が開坑、大正2年に藏内鉱業が買収)と峰地炭鉱(添田側は明治35年に藏内鉱業が開坑)の一部を合併して改称したのが始まりで、藏内鉱業が筑豊炭田から完全撤退する昭和14年に古河合名会社へ売却されました。

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こちらは大峰炭鉱病院だった建物を事務所に転用したもの。
実は20代前半くらいに一度見に来た事があるのですが(何故ここだけ見に来たのかは覚えていない)、その頃は藏内鉱業をよく知らなかったので、昨年秋に福岡県築上郡築上町の旧藏内邸を見学した事もあって今年の年始に再訪してみました。

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とは言っても、大峰炭鉱に関する書物を未だ入手出来ていないので、深くは掘り下げれないのでだけども・・・
大峰炭鉱と言えば昭和19年に朝鮮人炭鉱夫が指導員に虐殺された事件が頭を過ってしまうので、他の知識もきちんと頭に入れたい所です。

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事務所近くの住宅地には古い建物があり、炭鉱とは無関係の可能性が高いのですが、気になったので撮影しました。

事務所以外にも遺構は残っているようなのですが、立入禁止区域が多くて中々捗りません。
福岡は土地鑑が無い上に道が分かり難くて、調査中は度々「ぬわー!」となるのです・・・遺構はまた草木が落ち着いた冬場にでも調べに行きたいですね。


最後まで読んで頂き、有難うございます。


【撮影機材】
Canon EOS 6D
Canon EF17-40mm F4L USM
TAMRON 28-300mm F/3.5-6.3 Di VC PZD (Model A010)

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