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【読書】シグマフォース外伝タッカー&ケイン 黙示録の種子 The Kill Switch

前に2冊目の方を我慢しきれず先に買って読んでしまったタッカー&ケインシリーズの第一作です。作者は本シリーズではシグマシリーズのジェームズロリンズとグラントブラックウッドの共作となっています。シグマシリーズとは若干趣が違うのもそうした共作によるものかもしれません。

物語はロシアで始まります。そこから転々と世界を回り、人類を破滅の危機から救う二人(一人と一匹?)のお話です。これを読むと本当に賢い犬が飼いたく、いな、一緒に暮らしたくなりますね。

シグマフォース本部からの支援をあえて大々的に受けないで、世界を救うために危険な種子を探し続けている中で次々追っ手に襲われ、同行するメンバーに対する疑心暗鬼に囚われ、誰が裏切り者がわからない中でもケインは頼りになります。いいですねぇ。

私は元々猫が好きなので犬なんて、と思ってましたがこれを読むと犬もいいなぁ、と思えるようになってきました。

第二作はテクノロジー系でしたが第一作はシグマシリーズに近い、世界を破滅に導く謎の種子(?)にまつわるお話です。南アフリカ、ボーア人と言われてもぴんと来なかったのでちょっと珍しく放置せず調べてみました。

遥か昔に受験で勉強した世界史でもこんな話は習った記憶がトントなかったのですがWikipediaを読むとなるほど最初に書かれていたお話がよくわかりました。

ロードムービーになりそうなので映像化して欲しいですね、このシリーズは。

おすすめ度:★★★★(シグマ本編ほど滅茶苦茶な展開はないがじゅうぶん楽しめます)

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