見出し画像

買い物難民・・・安芸太田町で動く! 笠井 清孝

昨日、草刈りの休憩中に、顧客のお年寄りの方から話をお聞きしました。

『レッツが無くなったから困っているんよね。』
『◯◯に加盟したけど、それでも、ダメなんよね』


レッツと言うのは、戸河内にあったスーパーです。
今年の1月14日に閉店してしまいました。
この地域に住んでいる、私も、とても不便です。
今は、17キロ離れた加計まで行っています。

この方は、自家用車が無いので、移動は、バス、タクシーとなります。
バスも、6月16日から、益田から広島市内行きのバスが運行休止になりました。
それによって、数便のバス移動が少なくなったのです。

民間のバス会社は、利益が出ないと運行は出来ません。
しかし、その点を理解していれば、補助金を出せば良いと思うのです。
全国的に、そういう会社はたくさんあると思いますが、それも、全て補助金を出せば良いのです。
一部の人の為に税金を使うのはという人がたくさんいるでしょうが、困っている地域があれば、税金を導入する必要があるでしょう。

持続可能性が低い原因の中に、交通問題があります。
特に、車がない、お年寄りは、死活問題です。
その為に、安芸太田町では、町内であれば、どこに行ってもタクシー代500円という制度がありますが、往復1000円は必要です。それを、月に10回となると、1万円かかります。買い物だけではありません。病院の移動もタクシーとなると、人によっては数万かかります。
車の維持費を考えると、月1万円はかからないでしょう。
年金生活者にとっては、これは、大きい負担です。

今日、WBSで、都会では、ウーバーイーツの買い物代行サービスについての紹介されていました。
これを、地域でも導入出来ないですかね。
法人で実施するのか?
NPOで実施するのか?
この方法だったら、出来そうな可能性があると思いました。
安芸太田町では、セブンイレブンとマルナカが定期的に、販売カーで地域に回ってますが、これでは、十分と言えません。
買い物難民問題をどうにか解決したい。
これこそ、行政がサポートするべきではないかと思うのです。

これらの導入にあたっては、タブレット、パソコン、スマートフォンのいずれかを使わないと注文出来ないので、出来ないお年寄りには、指導する必要がありますね。
ですから、私は、今後は、すべてのお年寄りに、この様な機器を使える様に、定期的に教室を実施する必要があると思います。
出来れば、すべてのお年寄りがタブレットを活用出来る様になれば良いと考えています。
その為の、定期的な教室を各地域で実する事が大切だと思うのです。
安芸太田町は、65歳以上のお年寄り約3000人は居るのですから、この年代に対してのサポートは重要だと思います。

さらに、移動手段は、ライドシェアの導入が非常に重要になってくるでしょう。
タクシー会社との関係もありますが、タクシー会社も、現状では、どこまで、維持できるか分かりません。
その前に、ライドシェアの導入は不可欠だと考えます。
タクシー会社だけでサポート出来ない部分を実施できる様にする事です。
実施できる組織については、現状の組織で実施できれば良いですね。
可能性のある組織があるので、提案してみたいと思います。

今回は、買い物難民について私なりの考えを書きましたが、まだまだ、問題は山積しています。
この問題を解決する為に、自分なりの解決案を提案していきたいと思います。
動かなければ、現状は変わらないと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?