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虫のはなし
たかさんが幼い頃、1975年頃のこと、
デパートの屋上の昆虫屋さんでカブトムシを買ってもらいました。
カブトムシが一匹 四百円だったのを覚えています。
虫が好きだったので、近所の神社や公園や広場で虫取りをしていましたが、
たいていは、バッタやカマキリばかりで、カブトムシはいませんでした。
ところが、ある夏、お父さんの故郷の山に虫を取りに行ったら、
たくさんのカブトムシが木の幹にへばりついていてビックリしたのです。
あまりにたくさんすぎて、虫カゴに入りきりませんでした。
東京では一匹四百円のカブトムシが、田舎ではタダで取り放題だったです。
♪本マガジンでは、たかさんの闘病やリハビリの様子を観察し、兄妹(あにいもうと)の対話の断片を書き綴っています。記事をご覧いただいた感想をコメント頂けると嬉しいです。
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