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人の立場に身を置く

おはようございます。

今日はD・カーネギー著、人を動かすより
PART1  人を動かす三原則 『人の立場に身を置く』です。

ここでも前回でもお伝えした“人を動かす秘訣”が生きてきます。
『なぜ人の立場に身を置く必要があるのか?』『相手の心の底から強い欲求を起こすには?』を見ていきます。


◾️豚に真珠、魚にイチゴミルク

D・カーネギーはイチゴミルクが好きだそうです。けど魚釣りをするとき餌にイチゴミルクではなくミミズを使うそうです。

「何を言っているんだ?当たり前でしょ?」
そう思われるかもしれませんが、確かに魚釣りにおいてはやる人はいないと思います。
でも、実は人間関係においてはイチゴミルクを使ってしまってる人が多いのです。

つまり、“自分のニーズ(イチゴミルク)と相手のニーズ(ミミズ)は違うということ”を理解することが大事です。

そして“相手が興味があるのは相手が興味があること”なんです。

自分にとってどんなに魅力的なあるものでも、相手が興味がなければ価値はないんです。

豚に真珠をあげても喜ばないし、魚にイチゴミルクをあげても喜びません。

だからまずは相手の立場に身を置いて、“相手にとってのイチゴミルクは何か?”を知ることが大切です。


◾️相手の心の底から強い欲求を起こすには?

相手に何かをさせたいのなら

相手にとってのイチゴミルクが何かをまず知ること、そしてそのイチゴミルクが手に入る方法を教えてあげる。

です。

ここでもカーネギーはいくつかの例を紹介しています。
そのうちの一つを引用させてもらうと

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幼稚園にどうしても行きたがらない息子とその両親がいました。

当然いくら叱っても息子は一向に幼稚園に行きたがりません。

そこで両親はフィンガーペイント(手に直接絵の具をつけて絵を描く遊び)を2人で始めました。

すると息子が興味を持ち「やりたい!」と言い出しました。
でも2人は「これは幼稚園で習ってからじゃないとダメだよ」と言いました。

翌朝幼稚園に遅れないために、椅子で寝ている息子の姿がありました。

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この例で言うと、
両親のイチゴミルクは『息子に幼稚園に行って欲しい』。
息子のイチゴミルク『フィンガーペイントをやりたい』です。

いくら説得したり叱っても『幼稚園に行くこと』自体を息子にとってのイチゴミルクには変えれないのです。

大切なのは息子にとっては『幼稚園に行くこと』自体には魅力がないことには変わりません。
しかし両親は『フィンガーペイントができる』という魅力的なイチゴミルクを用意することで『幼稚園に行きたい』という強い欲求を起こさせることに成功したのです。


◾️まとめ

人を動かす三原則その❸
強い欲求を起こさせる

自分の都合ばかり考えてる人では人を動かすことはできません。

カーネギーは自分のニーズを無視を一切無視して奉仕しなさいと言いたいわけではないと僕は思います。

しかしまずは先に相手が喜ぶことを考えれる人が人を動かせる人なのではないでしょうか?


最後まで読んでくださりありがとうございます。
毎日投稿頑張ってます!

ではまた明日〜


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