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人種差別について思うこと

昨日、黒人の女の子が泣きながら演説するビデオを見た。
今日、George Floyedの死についてもいくつか記事を読んだ。

見ているだけで、読んでいるだけで泣きたくなる。 
決してあってはならないこと。
先進国のアメリカで、あんなにたくさんの人種であふれている国で、この時代にも尚人種差別で命を落とす人がいる。それも警察の手によって。
沢山の人が声を上げている。
他の国ならどうだろうと考えてしまう。似たようなことが起こりうるのだろうか、他の民族ならどう反応しただろうか、、

日本人であることは、私にとって時に利点である。
ヨーロッパには親日家の人がたくさんいるし、日本人であるというだけで親切にしてもらえたり、興味を持ってもらえることもある。
けれどそれと同時に、私はアジア人だ。
街を歩いていると、子供達から物珍しそうにガン見される(これは自然なことかも)。ティーンの子達にからかわれることもある。帰り道に、砂利の混ざった雪玉を投げられたこともあった。
特にコロナウイルスがヨーロッパで感染拡大し始めた時には、悲しくなるような言葉をかけられたりもした。
仕方ない、慣れればいい、と思っている自分がいた。
差別を受けることを何処かでぼんやり認めてしまっていた。

こんなの、今回の事件とは比べものにならないけれど、、
こんな事が起きてようやく深く考えた、自分が恥ずかしくなる。

なぜそういう行動に出るのか。そもそもどういう思考なのか。
なぜ自分を上の立場においてしまうのか。

たくさん疑問は残るけれど、今日、いまこの瞬間にできることをしようと思う。

周りの人と想いや意見をシェアしよう。署名しよう。
差別をしない、何もしないだけでは変わらないのだ。

多様性を認め合って、違いを尊重し合って生きたい。
周りと違う見た目を、文化を、性格を、活かして励まし合える世の中になりますように。
まずは、自分から。自分の周りから。

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