2023 カレーの傾向と対策

昨年「2022カレーの傾向と対策」として初訪問店とリピート訪問店が年間でどのくらいあるのかをまとめました。

今年はまた違う切り口でまとめようと考えました。
よく「どんなカレーが一番好きですか？」と聞かれるのですが答えに困ることが多く、「美味しいカレーなら何でも」と答えています。
事実ほとんどの場合その日その時の気分でカレーを食べているので、意識的に自分がどのようなカレーが好きなのかは考えていません。
そんなこともあり昨年はカレーのジャンル分けをしてどのようなカレーを一番食べているのかを都度チェックしました。

ちなみに前提として2023年の総カレー食数は1028カレーでした。
これは2022年が1108カレーだったことと比べると80食減ったわけですが、これは日本人の平均年間カレー食数(79と言われています)とほぼ同じ。
つまり年間一人分減ったというわけです。
昨年は減量を試みて1日2食で終えることも少なからすあったのでこうなりました。
ちなみに減量は失敗というか現状維持に終わりました。

閑話休題。
2023年最も食べたカレージャンルをまとめます。ジャンルと言っても色々ですが、ざっくり国に分ける場合と、カレーパンやカレーうどんなど主食や形式の違いで分ける場合があります。

第5位　インド系カレー(89食)

インドと言っても色々です。内訳は以下の通り。

南インドカレー　40
北インドカレー　39
モダンインディアン　5
東インドカレー　4
西インドカレー　1
計89

自分の中では南インド料理はかなり好きだと自覚しているのですが意外と少ないですね。と言っても店舗数との割合で考えるとやはり多いですがそういう意味では滅多にないモダンインディアン系を5回食べているということは、南よりモダンの方がさらに好きなのかもしれません。ちなみにインネパは純然たるインドでは無いのでここにはいれてません。さらにちなみにインネパは17食でした。

第4位　中華系カレー(92食)

中華系の内訳は以下の通り。

中華カレーライス　47
カレーラーメン&つけ麺　30
カレー炒飯　7
カレーまぜそば　5
カレーやきそば　2
カレービーフン　1
計92

カレーラーメンを入れるのはどうかとも思いましたがこれも中華を食べたい気分でお店に行き、カレーラーメンあるなら麺にするかと考えてそれにするパターンが多いので中華ありきということで。

第3位　洋食系カレー(108食)

洋食系は欧風カレーも含めてこの数。世の中で欧風カレーと呼ばれているものの多くは厳密に言うと欧風ではないだろうと考えているので。内訳はこう。

洋食カレー(欧風含む) 61
ドライカレー　20
カツカレー　19
焼きカレー　8
計108

カツカレーにもスパイスカレーの範疇のものもあるわけですが、カツを乗せるのは日本人感覚でがやはり洋食の範疇かなということで。

第2位　カレーパン系(176食)

カレーパンは1日おきくらいで食べている体感があったのですが感覚通りこの数。そして一口にカレーパンと言ってもこれだけあります。

焼きカレーパン　57
カレーサンド、バーガー、ドッグ　52
揚げカレーパン　50
カレートースト　10
カレーピザ　5
カレーパンケーキ　1
カレーマフィン　1
計176

焼きカレーパン好きな自覚もあります。ただカレーパン2位かというとそこまででもなく、朝営業している飲食店を探すとカレーパン系のお店の確率が圧倒的に高いからこうなったのでしょう。

第1位　創作系カレー(253食)

創作系も分けるのが難しいのですが、どこの国の現地料理でもないものや、文字通り創作度合いの高いものをこちらに入れました。内訳は以下の通り。

スパイスカレー　107
創作系カレー　85
インド風カレー　61
計253

インド風というのはスパイスカレーという言葉が生まれる前から存在する日本流インドっぽいカレーのこと。創作系は主に大阪などで見られる独創的なもの。スパイスカレーは昨今そう呼ばれる王道のスタイルのものです。

こうやってみると細かく分けた場合スパイスカレーを一番多く食べているのですが、スパイスカレーが一番好きかと聞かれるとそうではないです。スパイスカレーを求めて食べることはむしろ多くはなく、昨今都内には多くの場所でスパイスカレーがあるわけですが、カレーの少ないエリアに行った際にチェーン店よりは個人店のスパイスカレーに行っておくかという妥協案で行くことが多く、つまりは単純に店舗数が多いからこうなったという感覚です。

店舗数があまりない中で数多く食べているなと思うのは、

中華カレーライス
創作系カレー

このあたりでしょうか。
なるほど僕は創作系カレーと中華カレーが好きだったのですね。
これからは「何系のカレーが好きですか？」と聞かれたら創作系と中華系と答えたいと思います。

ここまで書いておいてなんですが、だから何だという話です。ただ、己のカレーと向き合うのは楽しいものです。

・おまけ
2023年はここで食べようとわざわざ食べに行ったお店が臨時休業だったり貸切だったり様々な理由でそこで食べられなかった、所謂「本日も絶好調」についてもカウントしていたのですが、

カレー　138
その他(スウィーツ系) 26

という結果でした。
カレーを求めてお店に行く回数とスウィーツを求めてお店に行く回数を比べると、カレーの方が絶好調率が高いわけでもなく、絶好調くらう確率はほぼ同じ。
ただ僕自身が絶好調くらう確率が異常に高いだけだということがわかりました。

これを友人に話したところ「それ普通の人が1年でカレー食べに行く回数より圧倒的に多いですからね」と言われて、確かにと納得したのでした。

さて、今年はどうカレーと向き合いましょうかね。