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自律神経失調症

長年自律神経失調症を患っています。

最初に診断されたのが20代後半なのでもう20年の付き合いになるわけです。
ずっと悪いというわけではなく、寛解したかと思いきやまた悪くなるを繰り返して20年。
自律神経失調症の症状も人それぞれですが、僕の場合は主に頭痛、倦怠感、めまい、微熱が常にあり、気圧の変化でそれが悪化します。
また、夜になると咳が出ることもあり、それに伴う不眠も出てきます。
ここ数日、梅雨入りするかしないかの期間で上記の症状が非常に悪化しまして、さらには流行りの咳だけ出る喉風邪もひいてしまって一時期は咳が止まらず、声が出なくなるまでいってしまいました。
完全に梅雨入りしてからは症状も多少安定し、咳もほとんど出なくなって声も7割がた回復したのですが、今も夜になると咳が出るのはまだ治っていません。
自律神経失調症はかかった人にしか辛さがわかりにくいのですが、かかっていない人に説明するなら、ずーっと風邪ひいている状態だと思っていただければ感覚的に近いかと思います。
風邪なら二、三日で回復しますが、自律神経失調症は何ヶ月も、何年もそれが続くのです。僕の場合は20年風邪ひきっぱなしというわけですね。恐ろしい。

梅雨になると症状が悪化するのは自律神経失調症を患って以来毎年なのですが、今年は特に酷いです。
原因はストレスだと言われていますが、生きていればそりゃストレスなんてみんなあるわけです。
けど病気になる人とならない人がいる。
この差は何かというと性格がまずひとつ。
そしてこれは僕が思うになのですが、痛みを抱えている人ほどストレス系の病気にかかりやすいのではないかと考えています。

僕は中学時代から格闘技を始め、練習のしすぎでヘルニアを発症しました。
以来、30年以上腰が痛いです。
常に痛みがあるという状況は、かなりのストレスです。
一発殴られても平気でも、五発六発殴られると立てなくなるということがありますが、常に腰痛があるのは、常時三、四発殴られた状態で生きているということになるわけで、人よりストレスに弱くなるわけです。

今年の梅雨の自律神経失調症の悪化は思い当たる節がありまして、2ヶ月前くらいから肩のインピンジメント症候群になってしまい、常にある腰痛、気圧で起こる頭痛に加えて、少し動くと肩に激痛が走るという状況になってしまいました。
ということはつまり、常にダウン寸前の五、六発くらっている状態なのです。

肩についてはリハビリ、マッサージに加え、湯治に行ったことも奏功して回復傾向なのですが、ストレスが体の不調として出てくるのはそのストレスを受けた1ヶ月後から2ヶ月後だという説もあり、まさに今それが出てきてしまっているのだろうなと思うのです。

ストレスは常にある状態。どうすれば良いかというとストレス解消の方法を見つけるしかないのですが、僕の場合はカレーとチーケーと筋トレがそれに当たります。
しかし今年は減量が目標ということもあり、カレーとチーケーの数が減っています。
となると筋トレを増やすしかないわけですが、増やした結果、肩のインピンジメント症候群になってしまったという状態でして。。

他のストレス解消法を見つけないといけない時期なのかもしれませんが、なかなか難しいですね。
僕は依存体質なので、生きているもの(人や動物など)にストレス解消を求めてしまうと様々な問題が起こりかねません。事実若い頃はそうでした。そうならないように食べ物に依存し、己次第である筋トレに依存するようになったのですが、歳をとったことによってそこに依存することも難しくなってきました。

戦国時代は人生五十年と言われていましたし、そもそも人間が完全に健康に生きていけるのは五十年程度だという説もあります。
五十を目前にし、様々なストレスから逃れられなくなり、老眼も酷く悪化してきて、その説の重みを文字通り体感しています。

しかしまだまだ食べたいカレーもあれば、まだまだ育てて行末を見守りたいアイドルもたくさんいます。
その為にも健康で長生きしたいのです。

新たなストレス解消法、そろそろ本気で探していかねばなりません。
自律神経失調症は完治しませんから。

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