お取り寄せカレー(高崎Sangam)
外食もままならない。
テイクアウトできるお店の範囲も限られている。
自作料理は美味しいと思えないしレトルトもだいたい食べてしまって飽きてきている。
そんな時はお取り寄せカレーですよ!
僕の後輩が経営しているMANHOLEというライヴハウスがあります。
元々は池袋でスタートし、今は浅草橋と阿佐ヶ谷に店舗があり、どちらも非常に使いやすい箱です。
何よりスタッフ全員めちゃめちゃイイやつら!
これはオーナーである野口君の人柄と教育の賜物だと思うんです。
ミュージシャンなんてみんなクセありますから、根っからの善人と言いますか、心底良いやつだなぁと思う人間はほとんどいませんw
良い所もあるけどそれ以上にダメな所だらけで、でもだからこそ面白い音楽を作れるという人が多いです。
僕もそうなのでよくわかります。
けど、野口君は本当に心底良いやつなんですよ。
そんな野口君の運営するMANHOLEですが、ライヴハウスですからこのコロナ禍のダメージを思いっきり受けてしまっています。
二店舗あるので余計に大変でしょう。
そんな中、MANHOLEが高崎のサンガムというアジア料理店と手を組み、冷凍食品の販売を開始したのです。
実はこれ、コロナ禍だからこそ始めたというわけではなく、前々から企画し、進めてきていた案件なんですよ。
まず高崎のサンガムですが、このお店が非常に素晴らしいお店です。
おしゃれなカフェ的なお店であり、店内で簡単なライヴもできるような、食のみならず様々な文化と融合できる場所。
それでいて料理がちゃんと美味しい。これが非常に大事な部分です。
いくら友達が関わっているからと言って、美味しくなければ僕はおすすめしません。
「カレーに対してだけは嘘をつかない」というのがモットーです。
友達に対して嘘をついでても、カレーに対しては嘘をつきませんw
ここでサンガムとMANHOLEのカレーを紹介するというのはつまり、それが本当に美味しいからということなんです。
大手飲食業者のHOSHIZAKIと手を組んで作ったという急速冷凍のカレーは二種類。
まずはサンガムの看板メニューのグリーンカレー。
具はシンプルにチキンのみ。しかしそのチキンが柔らかく、ゴロゴロと沢山入っているのでこれだけでも満足度が高いです。
ちゃんとバイマックルーが入っているあたりがまた嬉しいじゃないですか。
クリーミーでスパイシーなグリーンカレーは、タイ本国の味を良い意味で日本人向けにしたテイスト。
日本人向けといってもローカライズされたということではなく、日本人のセンスで工夫したと言えましょうか。
ちゃんとグリーンチリの辛さはしっかりと立っていて、それでいて実にクリーミーなんです。
スパイシーとクリーミーの止揚。
他にありそうで無い個性ある美味しさです。
調理が簡単というのも嬉しいところ。
何しろレンジでチン。それだけです。
ジャスミンライスもついてくるあたりがさらに嬉しいですね。
やっぱりこのカレーはジャスミンライスが合います。
そして、素晴らしいグリーンカレーのさらに上を行く素晴らしさのカレーもあるんです。
それがこのトマトチーズグリーンカレー。
クリーミースパイシーなグリーンカレーにフレッシュトマトのフルーティーさが加わり、その全てをチーズが絶妙に繋いでまとめているというカレー。
ひと口食べて思わず「お!」と声が出て、ふた口食べて思わず笑ってしまいました。
凄いなこれ!
いつの間にこんなキラーメニュー生み出してたんだよサンガム!
ロックバンドって組んだ当初に作った曲に良い曲が多くて、それが看板曲になることが大半です。
ただ、不思議と歴が長くなるにつれて初期曲より力のある曲が生まれにくくなり、活動が停滞するんです。
けど、売れて行くバンドは歴が長くなっても初期の看板曲を超える名曲を生み出すもの。
サンガムにとって初期の看板曲にあたるのがグリーンカレーであり、歴が長くなってきて生まれた代表曲がトマトチーズグリーンカレーだと言えるでしょう。
サンガムのオーナーの大澤君もミュージシャン。
ミュージシャンの作るカレーは美味しいですよ。
そんなこんなで本気でおすすめのお取り寄せ冷凍カレー。
サンガムのサイトから通販可能です。
最初に書いたライヴハウスMANHOLEの救済支援セットでこの二つのカレーを味わえます。
さらにフォーもついてきます。
まずは普通に食べてみて、その後は自分で好きな具を追加して食べてみるという楽しみ方もありますね。
グリーンカレーには茄子とかピーマンが合いそう。
トマトチーズグリーンカレーは筍とかエリンギが合いそう。
その前に次はフォーをカレー味に改造してみようかな?
皆さんも是非食べてみてくださいね\(^o^)/
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