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enbuゼミナール27日目 脚本入門③

脚本入門3回目。

今回は榎本先生希望もあってZOOMで行われました。

入学前ZOOMでの講義は考えていないのか聞いた際には「特に考えていない」と事務局から言われ結構幻滅してたのですがまさかの展開となり個人的には満足でした。

先週出された課題が「好きな作品をパクってあらすじをかく」だったので自分は内田けんじ監督「鍵泥棒のメソッド」を次のようにパクってみました。

榎本先生には次のように指摘されました。

・パクリすぎ
・「浅井どうする」みたいな投げ方はだめ。作家がしっかり考えなければならない
・危険な仕事をしていた人だからこそやる動画の配信を考えないといけない
・主人公浅井が後藤の仕事をこなすことになったとして、動画配信経験者がやるのじゃあクライマックスが弱い。
・元ネタは3人が絡み合う話なのだからパクる際も3人にすべき

といったことを言われたっすなぁ。書いていたらあっちゅうまに800字いったので、広末が演じていた部分はすっぽり消してしまったんですよね。

あとは今日はざっくり挙げてくと

・慣れてないうちはプロットは主人公の紹介から書けばOK
・女同士のキスなどのシーンではお客さんは必ず「レズなのかな」「トランスなのかな」等を必ず感じるからキスに理由をつける
・映画を見るということはリアルではない別の次元のものを描かなければならない。
・リアルだからといってヒリヒリするだけのものではよくない
・犯罪モノは「こんなはずじゃなかった」ということに面白さがある
・今の時代「LGBT」を扱う際にはめちゃくちゃ丁寧にやらないといけない
・昔はLGBTを扱ったものでも雑な作品が多かった

毎週榎本先生の話を聞いていて個人的に思うのは「まず見られる作品にしなければいけない」ということですかね。

そのための技法を教えてはもらってるのですが、頭の中にあるものを文章としてアウトプットする技術を持ち得ていないので非常に歯がゆいです。圧倒的に数が足りていないんだろうなと自負しています。

作品を盗作しそこに自分なりのオリジナリティを入れても「そんなのじゃお客さんはついてこない」というのを理由もしっかりつけて投げ返してくるのでああ勉強せねば、映画を見ねばとグッとなりますね。

22:30過ぎにおわり30分オーバーでしたが、まぁzoomだしいいのかなと一瞬思ったけど、やっぱり時間通りに終わってほしいなと思った。

来週までの宿題に「撮りたい作品のあらすじを書いてくる、これまでに榎本先生から教えてもらったことをきちんと踏まえて」とのことでした。

・三幕構成
・主人公は誰か?
・主人公は何が欲しいのか?
・主人公は欲しいものが手に入るのか?

になりますかね。

昔からワンシチュエーションがやりたいと思っているので自分は

「団地で一人暮らししている売れない脚本家の部屋に、怒るとテレポーテーションしてしまう彼女を持つカップル、脚本家の部屋に空き巣を狙うバカ二人がきて~なんやかんや」

をこれまでに学んだことを踏まえてプロット書けたらなーと思います。

がんばろう。


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